ベンチャー株投資

ベンチャー投資を個人で実行する方法・上場株と非上場株の戦略の違いとは?

こんにちは、YOSHITAKAです。

これまで他記事で堅実な資産運用方法を紹介してきましたが、今回はハイリスク・ハイリターンと言われている「ベンチャー投資」を個人で実行する方法について解説していきたいと思います。

ベンチャー投資といえば狙う収益は、

「上場時のキャピタルゲイン」

がメインとなるかと思います。

経営者であれば、自身が保有している会社とのシナジーを、と考える人も少なくないでしょう。

最近ではフリマアプリ界の西成ことメルカリが上場し時価総額7172億円まで上昇しましたよね。公開価格3000円からストップ高6000円まで記録しました。

因みに株主構成は以下の通りになっています。

株主名所有株式数所有株式数の割合
山田 進太郎38,342,73032.72%
ユナイテッド株式会社15,000,00012.80%
富島 寛9,600,0008.19%
グローバル・ブレイン5号投資事業有限責任組合7,934,0006.77%
株式会社suadd6,600,0005.63%
WiL Fund I, L.P.6,066,7805.18%
イーストベンチャーズ投資事業有限責任組合5,450,0004.65%
グロービス4号ファンド投資事業有限責任組合5,307,2704.53%
三井物産株式会社3,271,0202.79%
Globis Fund IV,L.P.3,180,9302.71%

引用:mercari

メルカリはストックオプション(20%以上)を社員に配っているので、個人投資家の株式は希薄化しますが、例えば社長の山田進太郎氏は今回の上場で株式売却こそしていませんが、莫大な富を手にしたと言えるでしょう。

さりげなく総合商社の三井物産も出資していますね。

その他にも話題になったドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」でも未上場企業である青島製作所が他上場会社とM&Aをし、企業価値大幅アップの可能性が出た際に、個人株主とキャピタルゲインを巡って臨時株主総会が開かれました。

ルーズヴェルトゲーム・ドラマ引用:TBS

個人投資家であれば配当は基本的に期待せず、上場時の株価値上がり時に売却益を狙い大きな収益を得ることを目的にします。

今回はベンチャー投資を検討している方向けに基本的な知識と、

  • ベンチャー投資の種類、
  • 投資実行時に注意すべきこと、

の2点を具体的に解説していこうと思います。

ベンチャー投資の種類は「上場企業」「非上場会社」と分かれる

ベンチャー企業

まず大前提として、ベンチャー投資には、上場・非上場企業への2種類の投資があります。

上場ベンチャー企業への投資はネット証券などを通じてでも購入可能ですよね。DeNAやサイバーエージェントといった「メガベンチャー」への投資はこちらになります。

しかし、非上場ベンチャー企業株については株式市場では購入することができません。このようなまだ名も知られていない、例えば創業間もないベンチャーへの個人投資は基本的に「エンジェル投資家」として投資実行しながら、企業のアドバイザーになるパターンが多いです。この流れの発祥地は米・シリコンバレーですね。

ベンチャー投資はハイリスク、ハイリターン・株式保有は簡単なのか?株主に求められるのは経営サポートと人脈

ハイリスクハイリターン

あなたがベンチャー投資に興味があって、実際に「非上場」ベンチャー企業に投資したい、となった場合、どのようにして購入までのプロセスを踏めば良いのでしょう?

上記でも触れましたがネット証券で買うことはもちろんできません。

非上場企業の株式は、通常は「株式保有者」と直接交渉をする必要があります。

メルカリの株式を上場前に購入しようと考えていたとしても、メルカリの株式保有者と交渉するしかないのです。コネクションがものを言う世界です。

また、まだまだ規模の小さいベンチャーですと、株式を売るにも、ストックオプションなどを優秀な社員に付与してを組織力を向上させる戦略をとる場合も多く、簡単に株式を配ってくれないといった側面もあります。

上場企業株を、例えばあなたがディズニーでおなじみ「オリエンタルランド」の株式を1億円購入したとしても、夢の国へ貢献しろ、などと同社から言われることはありません。これはDeNAなどメガベンチャーでも同様です。

しかし、エンジェル投資家の話で触れた通り、企業サポート、人脈を求められることが多いのです。

上場企業へのベンチャー企業株投資で利益を得る方法は?企業参入分野への知識が必須

知識

上場ベンチャー企業投資で利益を出すには、そのベンチャーが参入している分野に精通した知識があり、世に出している商品が優れているかどうかを見極める力が必要となります。

サイト内でも特集しているベンジャミングレアム氏の弟子であり、世界一の投資家であるウォーレン・バフェット氏も、投資を検討している会社の分野・商品について精通した知識を持ち合わせていないのであれば、投資は実行すべきではないと警鐘を鳴らしています。

これはかなり難しいのですが、上場企業ベンチャーへの投資とはこういうことです。

例えば、ベンチャー投資といえば私はグリーを思い出してしまいます。

以下は過去10年の株価推移になりますが、2011年〜2012年はソーシャルゲームトレンドに乗って株価が1000円以下から3000円近くまで短期間で上昇しました。

グリー株価推移引用:グリー株価推移

スマホのソーシャルゲームの可能性を見出していた、その分野に精通する知識を持っていた投資家の方々は大儲けだったに違いありません。しかし、株価が上がりきったところで買った人はその後の株価暴落で大損を出していることになります。グリーの株価は今は息を潜めていますね。

ベンチャー企業投資というのはバブル投資とも言えるので、やはり高いリスクと隣り合わせといえます。

仮想通貨でもそうですが、普段投資にあまり興味のない人が、高騰している株式銘柄の話をしだしたら「潮時」でもあり「逃げ時」です。

昨年末は仮想通貨が大盛り上がりでしたが、私も勉強がてら3月頃にビットコイン、リップル、イーサリアムを保有していましたが、年明けすぐに電車の中で如何にも投資に興味のなさそうな主婦が「早く仮想通貨を買わなくては」という話をしており、私は仮想通貨に投じていた資金を一斉に引き上げました。

1月26日にNEMの580億円分が流出するなどコインチェック社がハッキングされる事件がありましたが、その前から仮想通貨市場は下降線となっていました。

これでもギリギリセーフでした。やはり知識のない分野のボラティリティの高い投資はあまりするものではありません。

非上場のベンチャー企業への投資で利益を得る方法は?コネクションを辿るか、ストックオプションの付与を狙う

IPO or Stock Option

非上場ベンチャー企業への投資で利益を得る方法は明確に「IPO」狙いとなるでしょう。上場ですね。

IPOとは

新規公開。”Initial Public Offering”の略。未上場の企業が新たに証券取引所に株式を上場させ、株式を一般投資家に販売すること。「投資した企業の成長が期待できる」「初値が公募価格を上回ることがある」などの魅力があるが、「案件ごとに取扱い証券会社が異なる」などの留意点もある。

引用:三菱UFJ・モルガン・スタンレー証券

すでに触れた上場ベンチャー企業と同様、非上場ベンチャー企業も参入している分野・業界に精通した知識があることは前提になるのですが、そもそも投資に漕ぎ着けるまでが大変ですよね。

どうしても投資をしたい企業があればやはりコネクションから辿っていくか、ストックオプションを貰い従業員として働くしかありません。

但し、ベンチャーの世界は厳しい世界であり、そもそもIPOとはそんなに簡単なことではありません。大きな損失を被る可能性の高い企業の「倒産リスク」も頭に入れておく必要があります。上場に漕ぎ着ける企業は全体の0.2%とも言われていますからね。

ストックオプションを付与されベンチャーで働くのは、IPOをすれば比率に応じて大きな資産を得ることになりますが、単純に株を保有するよりもさらにリスクがつきまといます。給料を多く支払うことができないので報酬代わりとして付与する場合も多く、給料も低い場合が多いです。

そして企業が倒産したら晴れて職無しになってしまいますからね。最近ではベンチャーの経験は大企業でも存分に活かせるので、ポジティブに捉える企業が増えてきましたが、それはやはり一部の優秀な人間に限る、ということでしょう。

ここまでで、ベンチャー企業への投資は上場・非上場問わずかなりのハイリスクハイリターンであることは容易に想像できたかと思います。

ベンチャーキャピタル(VC)を通じての出資はどうか?それでもやはり自分が参入業界への知識を備えている必要がある

venture capital

あまりにもリスクが高いベンチャー投資。

そこで登場するのがベンチャーキャピタル(以下、VC)です。VCは上場・非上場のベンチャー企業株に投資をする会社です。

ベンチャーファンドですね。

日本のVCはベンチャー業界(主にIT)に精通している場合が多く、個人でベンチャー企業に投資検討するよりかははるかに高い角度で収益を出す可能性を持っています。

あなた自身が精通している企業参入分野であり、VCもその分野に精通しているのであれば、投資を検討するに値すると思います。もちろん、VCを通している分利益は希薄化しますし、投資手法としても100社投じて1社当たれば良いという方針のVCも存在しますので、大きな収益を求めるのは少し困難でしょう。

どうしてもベンチャー企業投資をしたい場合は、リスクも鑑みVCを通じて実行するのが一番であることには変わりありません。

むすび

最終的に、ベンチャー企業への投資は非常に難しく、安定的に資産を増やしたいと考えている人には向きません。VCを通じてベンチャー企業投資を実行するにも、VCの実力値を把握する必要もあります。

ベンチャー企業が成功を収めるにも、世の中のトレンドを見越した市場参入タイミング(社会の半歩先をいくタイミングがベストと言われています)、ビジネスモデル、創業メンバーなど検討事項はたくさんあります。

また、会社員でベンチャー企業の今後の成功を予測するのはかなり現実的ではありません。0から1を作り、大きく伸ばしていく事業モデルは大企業では存在しないからです。

すでに先人がやってきたことであり、その先人の事業資産を軸に事業維持、小さな展開をしていることが少なくないからです。見極める能力はやはり起業を経験したものにしかつかないものです。エンジェル投資家のほとんどが元起業家であるのもそれが理由になります。

すでに余剰資金をかなり保有しており、ベンチャー業界を勉強するためにVCを通じて投資をするのであれば積極的にするべきでしょう。

しかし、世の中には安定的に資産を育てることができる投資先は多々ありますので、そちらの研究もぜひ継続していくべきかと思います。

以下のカテゴリーで金額別資産運用情報をまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

金額別資産運用法

それでは、良い投資ライフを。

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