02資産運用の必要性とその知識

株のデイトレ完全否定・バリュー投資の父ベンジャミン・グレアムの投資理論

こんにちは、YOSHITAKAです。

以前にベンジャミングレアムが提唱するネットネット株について解説してきました。

少し復習ですが、ベンジャミン・グレアム氏は一流投資家の間でも活用されている「バリュー株投資」を提唱した人物です。

ベンジャミングレアムとはあのウォーレンバフェットの師として有名ですよね。

Benjamin Graham

Benjamin Graham

引用:Forbes

今回はそのベンジャミン・グレアムの投資の思考法について紹介したいと思います。

ベンジャミングレアム氏が考える「投資」と「投機」の違いと防衛的投資家・積極的投資家

投資と投機の違い

あなたは投資と投機の違いを理解していますでしょうか?

私は投資を始めた頃は理解しておらず、同じ意味かと思っていました。

以下は全国銀行協会が出している定義です。

資産運用するにあたって、「貯蓄と投資」「投資と投機」の違いを理解することが大切です。

貯蓄とは、お金を貯めて蓄えること、貯蓄に対して投資は、将来が有望な投資先に、長期的に資金を投じることです。

そして、投資に対して投機とは、相場の変動を利用して利益を得ようとする短期的な取引であり、相場によっては大きな損失が発生する可能性があります。

投資には必ずしも元本保証があるわけではありませんが、長い目でお金を増やしていくところが、投機とは異なります。

引用:全国銀行協会

将来が有望な先に長期的に資金を投じることを「投資」と言い、相場の変動を利用して利益を得ようとする短期取引を「投機」ですね。

私が解釈するに、投資は投資先を分析する必要があり、投機とはギャンブルに近いものであると考えています。

さて、この点はベンジャミン・グレアムはどのように考えているのか?

彼は著書「賢明なる投資家」で、

投資とは「綿密な分析に基づき、元本の安全性を確保しつつ、適正に収益を得る」ことであると考え、投機は「それ以外」とバッサリ切っています。

投資理論、銘柄分析、市場分析を経て投資先を決めるということですね。昨今の仮想通貨人気はまさに投機であり、人間のお金への渇望がよく見えた事例でした。

仮想通貨に関しては、例えばドラマの間に流れるCM全てがCoinCheck、DMM、bitflyerと仮想通貨取引所の宣伝がとことん流れていたので、人々に投機を徹底的に促していた結果、あれだけの資金が集まったといえます。

また、ベンジャミン・グレアムは「株式投資」についても、メディアなどが取り上げる株式投資家を「投資家」と定義することに違和感を持っています。

綿密な分析を行っておらず、投資理論に基づいていない投資手法を堂々と話している姿が滑稽に見えるのかもしれませんね。同様に、新聞などの情報で「人気」株とされている銘柄を購入する人も「投機家」とみなしています。

週刊誌などでも「人気銘柄はコレだ!」といったような見出しが散見されますが、まさにあのような記事を参考にして株式投資に資金を投じる人のことを指していますね。(ちなみに私も投資し始めた頃はまさにこの投機家でした)

ベンジャミン・グレアムの言葉は今でも投資家の中で有名で、

株式が最も魅力的な値段で売られており、まもなく歴史的な価格高騰が始まろうとしている時に買うことが投機的であると揶揄され、間違いなく危険だと判断できる水準まで株価が上昇しった時に投資という言葉が町に踊る。

というものです。

本当の投資家は大衆が資金を市場に投下する頃には売りに出ているということを揶揄していますね。

また、ベンジャミングレアムは投資家のことを、

  • 防衛的投資家
  • 積極的投資家

の2つに分けています。

「防衛的投資家」とは、シンプルな理論を用い、安全を最大限確保しながら投資を実行する人のことを言います。

グレアム氏が投資を実行していた1930年以降の時代は優良会社の社債の利回りが7%程度、つまり株式投資から得られる期待収益と債券の期待収益が同じ水準だったのです。株式と債券の割合を50:50(25-75%の間)などに調整すれば、安全に運用できるとして、当時グレアム氏は投資家にその手法を勧めていました。

現代は債券利回りが3%程度しかありませんので、50:50ではなく、もう少し株式投資の割合を高める必要がありますね。さらに推奨していたのは、長期に亘り収益を上げるであろう優良企業の財政状態を確認の上、投資を実行するべきとしました。

「積極的投資家」に関しては、投資で利益を大きく出そうと考える投資家を指します。防衛投資家の反対側の人々です。

このような積極投資家に対して、グレアム氏は「トレーディング」「短期収益狙いの銘柄投資」「長期収益狙いの銘柄投資」では平均以上の収益は得られないと否定しています。

デイトレ・FX投資など「トレーディング」

「トレーディング」といえば、まさに短期売買をネット証券などで繰り返す投資活動です。

日本にはBNFという「逆張り投資」で資産を築いた方や、「株式暴落時に稼ぐ」投資手法を取っているトレーダーCisさんもいますが、これはかなり稀な例です。

グレアム氏はこのようなトレーディングを投資と認めていません。

チャートを見てデイトレーディングを繰り返しているのは、分析の種類が違うということでしょう。

短期的&長期的な株式銘柄の選択

短期的&長期的な株式銘柄の選択

短期的・長期的な銘柄選択も否定しており、例えば「短期的」な銘柄選択ですが、決算で発表された企業業績・翌年の業績予想は金融市場に於いて周知されています。つまり決算で業績が良いことを根拠にして株式銘柄を選択しても、すでにその株価は織り込み済みであるということを強調しています。

「長期的」な株式銘柄の選択に関しては、あまりにも長い目で「未来の企業の業績」を予測するのは困難です。弟子であるウィーレン・バフェットは消費者独占的な企業に目をつけ、伸び代のある投資先として投資しており、ここは師のグレアムと考え方が異なるところです。

ウォーレン・バフェットといえば、「髭剃り」で有名なジレット社に投資をし、その後まだ新興企業だったジレット社の髭剃りは世界でシェア30%に達しました。

「消費され続けるもの」であり「需要が途絶えないもの」を軸にビジネスモデルを吟味した上で投資を決めていたんですね。ちなみに、世界のカミソリの替え刃需要は年間200億枚〜210億枚の消費に上ります。

ベンジャミン・グレアム氏が推すバリュー株投資

さて、デイトレなどトレーディングはNG、短期、長期双方の株式投資もNGとなれば、どうすれば良いのでしょう。財務分析を主軸に置いたバリュー株投資ですね。

シンプルに、別記事でも解説している、

「正味流動資産のみ」を考えた簿価よりも「安い」価格で買える株を取得する。

というものです。

正味流動資産となりますが、この項目を算出する式は、

現金及び預金+受取手形及び売掛金+有価証券+投資有価証券-(流動資産の貸倒引当金-固定資産の貸倒引当金+負債合計)正味流動資産

であり最終的に、

正味流動資産×2/3 > 時価総額 =投資推奨

と、「時価総額」が「正味流動資産」の2/3以下となっている株式銘柄を算出し、同銘柄は割安であるとして投資を進めるものですね。

このような計算式で導き出される割安株は市場のゴロゴロ転がっていることにグレアム氏は気づき、年間収益も実際に平均を超えました。

日本の株式市場は、特に先進孤高市場であることからバリュー株投資が向いていると言われています。金融機関のアナリストが分析し切れない小さな時価総額銘柄が浮遊しているからですね。

むすび

ベンジャミングレアム氏の投資の考え方が理解できましたでしょうか?

私も最初はデイトレなどに走ってしまう時期もありますが、投資の知識を得るべく様々な書籍を読み込み、現在最も納得できる投資手法がバリュー株投資となりました。

実際に、ヘッジファンドの一流マネジャーと接することが多くなってからも、彼ら自身もバリュー株投資手法を活用していることを知り、納得が確信に変わりました。

私自身、多忙でなかなか自分で運用はできていないのですが、ヘッジファンドに資産を預けることでバリュー投資にて運用をしてもらっており、着実に毎年利益を積み重ねています。

もしあなたもバリュー株投資の魅力に納得し、ヘッジファンド購入を考えているのであれば、私の運用先も紹介できますのでお声がけください。





それでは良い投資ライフを。

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