必死で働いて貯金をしてきて気が付けば2000万円たまっていた。
遺産が入ってきて総資産が2000万円に突如としてなり、どうすべきか困惑している。
色んなパターンがあると思いますが、2000万円というのは資産運用を意識し始めるレベルの資産だと思います。
本日は2000万円を資産運用する上のどのようなことを考えるべきなのかということをお伝えした上で、おすすめの投資先についてお伝えしていきたいと思います。
Contents
貯金で寝かせるのはなく、運用をする必要性を解説
2000万円を減らすのは怖いので、とりあえず定期預金に預けておく。
という選択肢を取る方は日本人は非常に多いです。
実際、日本人が保有している資産の約50%を預金に回しています。

しかし、見落としてはいけない点があります。
それは『お金の価値』というのは一定ではないということです。
直近30年の間は日本は世界では非常に稀なインフレが殆ど発生しない、
寧ろデフレ気味なので国民感覚として麻痺してしまいます。
しかし、1990年までは日本でも一貫してインフレが発生していたのです。
インフレというのはモノの価値がお金の価値に対して、相対的に上昇していくことです。
言い換えるとお金の価値が減少していくということです。
我々(30代前半)の世代でも小さいときに自動販売機のジュースが100円⇒110円⇒120円と変化していったのを鮮明に覚えていますが、
祖父母の世代では1円でいろんなモノが買えたという話を聞いたかたもいらっしゃるのではないでしょうか。
歴史的にもインフレは発生しつづけており、直近の日本が寧ろ異常事態なのです。
現在、日銀は恐らく政府の意向もあり2%のインフレを目標とした政策をたてていますが、
仮に日銀の思惑通りの2%のインフレが発生した場合現在の2000万円のお金の価値は現在の価値でいうと、
05年後⇒現在の価値で1882万円
10年後⇒現在の価値で1771万円
20年後⇒現在の価値で1601万円
30年後⇒現在の価値で1447万円
年数が経てば経つほど、2000万円の価値が大きく減少していくこととなります。
2000万円という資産そのものが減少するわけではありませんが、
2000万円で20年後には現在1600万円で売られているものしか買えなくなってしまうのです。
けど実際なかなか日銀の目標とする2%のインフレは発生してないよね?
という指摘もあるかと思います。
しかし、日本の政府債務はもうインフレによる現金価値の下落でもってしか、
解決できない水準になっております。
今1400兆円の借金がインフレが起きて1/2、1/3になれば債務が軽くなりますからね。
いつかは海外からの日本円売りかヘリコプターマネー政策によって大きなインフレが確実に起こると考えています。
今回は割愛しますが、以下で詳しく纏めていますので気になる方は参考にしてみて下さい!
インフレが起こる未来はいずれにせよ避けられないのですが、
一方定期預金の金利は大手銀で0.01%、ネット銀行で最も高いものでも0.3%となっており、
とてもインフレを賄うことが出来るレベルではありません。
預金をすることによって、ご自身の資産の価値がどんどん減少していくという未来が訪れるのです。
他にも運用を行うべき理由についも資産運用の必要性を6つの観点から徹底解説で纏めておりますのでご覧頂ければと思います。
プロに任せるか自分で運用をおこなうか
さて運用を行うとなった時に、プロに任せるか自分で運用すべきなのかという問題にあたります。
ご自身が投資の経験も十分にあり、銘柄選定の眼を確りと持っているのであればご自身で運用された方がよいでしょう。
ただ、このページを訪れて下さっているということは、あまり経験がなくてどうするべきなのか迷われている方が多いのではないかと思います。
プロに任せるとなったときに皆さんが真っ先に思いつくのは投資信託ではないでしょうか。
しかし、投資信託はリターンが非常にわるく投資家目線ではなく、
銀行や運用会社が手数料で、ただ儲かる為だけの金融商品となっており、おすすめすることは出来ません。
手数料がかかるのは仕方ないのですが、重要なのは最終的にどれだけ利益を出してくれるかということです。
プロに預けることにより自分で運用を行うより手数料がかかるというデメリットはありますが、
最終的に自分で運用を行った場合よりも、高いリターンを出してくれれば文句なしですよね。
またプロに預け、運用報告を確りと読み込んだり、どのような投資判断を行ったかを学ぶことにより自分自身の投資に対する見識も高めることが出来ます。
積極型運用プラン①:時流に乗って大きく増やす海外不動産に1000万円、新興国株ファンドに1000万円
資産運用を行うにあたって複利効果が重要というのは耳にタコができるほど聞いている方もいらっしゃると思います。
確かに一般的に目指すべき利回りと言われる年率10%で運用した場合、
05年後⇒2662万円
10年後⇒3543万円
20年後⇒5706万円
30年後⇒9189万円
と大きく増やすことができますが、時間を短縮したい。
もっと劇的に増やしたいかたもいらっしゃると思います。
そんな方におすすめなのが、私が現在投資を行っているバングラデシュ不動産です。
バングラデシュ不動産は私が分析に分析を重ねた結果、日本の高度経済成長期の不動産価格のように、
急騰するとみてまず間違いない投資先となっています。現在流行っているフィリピン不動産は既に手遅れで大きな利回りを期待することが出来ません。。
一歩先の投資を行うことが大きな利益を獲得することが出来るのです。
既にバングラデシュの不動産価格は中心部で上昇し始めており、
今後急激な人口増加に対応する為に開発される土地を現時点で安値で仕込むことによって、
バングラデシュの現在値上がりを始めている土地の水準に並ぶだけで3~5年で6倍以上の利益を期待することが出来ます。(為替レートによって4倍~8倍)
バングラデシュ不動産の魅力については、バングラデシュ不動産の魅力を徹底解説という記事に譲りますが、
バングラデシュに1000万円を投資し最初の5年間で6倍の6000万円になったとします。
この間残りの1000万円を年率20%で運用できたとすると、2500万円に増えます。
合計で5年後には8500万円と1億円が目前の水準になります。
年率20%を目指せる投資先としては成長著しく、尚且つ割安な新興国の銘柄に厳選投資を行っているフロンティア・キャピタルをおすすめします。
→ Frontier Capital(フロンティア・キャピタル)新興国株式投資ファンドを分析
ファンドマネージャーは私の東大の後輩で、日本株ファンドの運用実績もあり実際運用開始後3カ月で現地通貨ベースで16.6%(年率65%)の利益を出しています。
5年後にバングラデシュ不動産の利益を確定した後は、
フロンティア・キャピタルと以下で説明する日本株バリュー株ファンドに分散投資をすることにより7年~8年で1億円を達成することが可能となります。
バランス型運用プラン:魅力的な海外不動産に1000万円、日本株バリュー株ファンドに1000万円
先程のプランと変わるところは新興国株ファンドではなく日本株のファンドに投資を行うということです。
私が投資を行っている日本株のバリュー株ファンドであるBMキャピタルは、安全性を最重視してネットネット株を厳選して投資をおこなっています。
何故、価格下落リスクが低いかを簡単にお伝えすると、企業が保有する純現金性資産よりも低い価格で取引されている株価に投資を行います。
つまり1000万円現金を持っている企業が株式市場で700万円で売られたら買った瞬間にお得でしょ??
という銘柄に投資をするので、さらなる値下がりが起きにくいのです。
BMキャピタルは平均利回りは10%程度とバングラデシュ不動産やFrontier Capitalよりは低いですが、
いままで運用開始後5年間1度もマイナスの運用成績がないというところが最大の魅力です。
バングラデシュ不動産で5年後に1000万円を5000万円に増やしている間に、BMキャピタルで残りの1000万円を1600万円まで増やすことができるので、
合計すると6600万円程度に増やすことが期待できます。
増やした後はBMキャピタルの割合を増やしたり、
フロンティア・キャピタルにも投資を行うことにより1億円を10年以内に達成することは可能でしょう。