002ヘッジファンド

ヘッジファンド投資のリスクとは?個人投資家が失敗しない為に押さえておくべきこと

こんにちは!YOSHITAKAです!

ヘッジファンドは市場下落局面であっても利益獲得を目指す絶対収益型のファンドで、主に欧米の富裕層や機関投資家によって愛好されている投資先になります。

ヘッジファンドはテレビや雑誌、銀行窓口等公に募集されている投資信託とは異なり紹介ベースで投資家を集めている私募ファンドとなります。

私自身も東京大学時代の後輩がヘッジファンドのマネージャーであったということもあり縁あって投資をすることになったという経緯があります。

公に宣伝されていない為、ヘッジファンドの実態は一般的には知られておらず、よく分からないという方が殆どだと思います。

今回はベールに包まれたヘッジファンドに投資する際に投資家として気をつけたほうがよいリスクについて実際にヘッジファンドに投資している投資家の立場から説明していきたいと思います。

詐欺ファンドではないか?-ポンジ・スキームの可能性-

まずヘッジファンド特有というよりは、投資ファンド全般に言えることですが、抑々詐欺ファンドではないか?という点に気を付ける必要があります。

ポンジ・スキームとは?

最も代表的な詐欺のスキームとしてポンジ・スキームというものがあります。これは投資家から集めた資金を実際には運用せずに、新規の出資者から集めたお金を最初の投資家に分配するというスキームです。

ポンジ・スキーム 継続

新規投資家からの出資が既存投資家からの分配よりも大きい場合は、ファンドの規模が拡大するので詐欺ファンドを継続していくほうが儲かるのでファンドを継続します。

ポンジ・スキーム 蒸発

しかし、新規投資家の出資額が既存投資家への配当を下回るとファンドの規模が縮小するため、利益が小さくなるため新規出資額が配当と同じ水準になったところでファンドは資金を持って蒸発します。

ポンジ・スキームの特徴ー異常に高い利回りを喧伝ー

先ほどのポンジ・スキームの仕組みで見てきたように、新規の出資者が既存の出資金額を上回り続ける限り利益を膨らますころが出来ます。

つまり急速に新規投資かをお集める必要があるのです。そのため、通常ではありえない日利

1%や月利50%等の法外な利回りを約束します。

そもそも投資の神様である、ウォーレン・バフェットですら年率で20%を超える運用利回りを出すのがやっとというのが資産運用の世界です。

先ほどの日利1%というのは1年間再投資で複利で回し続ければ1年間で38倍つまり3800%の利回り、月利50%でも1年間再投資で複利で回せば1300%の利回りになります。

しかも、その利回りを約束するというのは最早詐欺以外考えようがありません。

主に仮想通貨を扱うファンドで昨年度頻発しては、消滅してを繰り返し多くの資産が大事な資産を溶かしましたので、気をつけて頂きたいと思います。また詐欺ファンドは人前にでることもありませんので、顔出しを行い実際出資の際に会えるかどうかという点も重視してください。

元本割れリスク (=価格変動リスク)

ここからは本当の意味で気をつけたいリスクです。ヘッジファンドでの投資も当然価格変動リスクがあるため、元本割れリスクを抱えています。

しかし価格変動というのはリスクの反面リターンの源泉でもあるのです。価格が変動しなければ、下落もすることもなければ上昇もすることもありません。

逆に現在の日本という超低金利環境下では元本保証型投資では0%台の低い利回りなので、今後発生するインフレによって価値が目減りしてしまいます。

インフレとはモノに対して、お金の価値が相対的に減少してしまう現象で、インフレが発生すると同じお金を保有していたら貧しくなってしまいます。

今100万円の車が来年に150万円になっていたら、今まで買えたモノが買えなくなってしまいますからね。今後、インフレが発生することを加味すると、資産運用を行い価格変動リスクをとらない方が逆にリスクになってしまうといえるでしょう。

 

レバレッジ運用リスク

私の投資しているヘッジファンドではレバレッジを掛けずに安定運用を行っていますが、多くのヘッジファンドではレバレッジをかけた運用を行っています。

レバレッジとは投資家から預かった出資金に加えて、銀行から借入金を行うことによって何倍もの資金を用いて投資を行うことを指します。

例えば1000万円を出資して2000万円を借入で賄い3000万円分の投資を行い10%の運用損が発生した場合、300万円の損失が発生します。

しかし、出資金の1000万円ベースでは30%の運用損ということになります。

レバレッジ図解

もし仮にレバレッジを掛けた状態で20%の運用が発生したら出資金ベースでは60%の運用損ということになってしまいます。

低レバレッジで安定した運用を行うことにより、10%程度の利回りを積み重ねることで大きな資産を積みかさねる方がよいでしょう。

高い最低投資金額

投資信託では低いものでは1000円から投資することが出来ます。

一方ヘッジファンドは最低出資金額が低いもので数百万円、海外の著名ヘッジファンドでは1億円、時には5億円以上のファンドを存在しています。

投資したくても、投資がができない可能性があるというリスクを抱えているのです。

投資信託は公に募集できる公募ファンドで人数制限ないため、例え少ない金額であっても多くの投資家から出資を集めるインセンティブがあります。

しかし、公に募集出来ない私募ファンドで法律の関係上、受け入れられる投資家の上限があるヘッジファンドでは1人あたりの出資金額を高める必要性があるのです。

大きな資金を集めることにより、ダイナミックな投資戦略を組み立てることが出来ますし、運用を成功させることにより成功報酬型の手数料形態となっているファンドマネージャーのモチベーションを上げることができるのです。

また、わざわざヘッジファンドが私募ファンドの形式をとっているのには訳があります。

公募ファンドが金融当局の規制によって決められた分野の中で決まった取引手法しか許されていませんが、私募ファンドは規制に縛られない故に自由な運用を行うことが出来るのです。(投資信託は売りから入る空売りも出来ませんし、有価証券と不動産や商品を組み合わせることもできません)

ヘッジファンドはどのような環境であっても収益獲得を目指すため、規制に縛られていては不都合なのです。

また自身の投資ポートフォリオを開示しなくてよい点も真似されることなく独自性の確保という観点では重要になってきます。

ロックアップ期間(流動性リスク)

投資信託は数日で解約することが出来ますが、ヘッジファンドは解約できる時期が決まっております。

私の投資しているヘッジファンドでは四半期に1回と良心的ですが、通常海外の著名なヘッジファンドでは半年に1回、長いものでは1年に1回のタイミングとなります。

この解約できない期間のことを「ロックアップ期間」といいます。

何故ロックアップ期間を設けているかというと、ヘッジファンドの投資家は富裕層が多く1人あたりの投資金額が大きいことが影響しています。

ファンドマネージャーが投資しようとしている銘柄があったとしても、偶々投資かからの解約が重なってしまえば投資することが出来ません。

魅力的な銘柄に投資が出来なければ、本来得られたかもはずの投資利益を獲得することが出来ません。結果的にロックアップ期間は投資家の利益にもなる制度なのです。

ヘッジファンドに投資する際はロックアップ期間を加味して、直近で必要な資金の資産を投資するのではなく、長期的に資産を形成していくための余剰資金を投資にあてるのが賢明でしょう。

総括

以上、ヘッジファンドに投資する際のリスクについて纏めてきましたが、殆どは投資家として取るべきリスク(価格変動リスク)であったり、投資家のために設定されているもの(最低出資額、ロックアップ期間)であることをご理解頂けたかと思います。

そもそもヘッジファンドとは何者なのか?私の投資しているヘッジファンドはどのような戦略で運用されているのかという点については以下に纏めておりますので参考にしてみて下さい!

 

 

 

【2018年決定版・最新おすすめ投資先ランキング】
投資先ランキング

資金を運用するにあたり、投資先の選定で内容や市場をしっかり分析、情報収集を始めると本当に骨が折れます。

そんな手間を省くために、長年投資を実行してきた管理人が、

  • 投資リターン(収益性・利回り)
  • お手軽さ
  • 安定性

 

などの指標を用いておすすめの投資先を徹底紹介しています。

>>【2018】おすすめ投資先ランキングへ

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です