02資産運用の必要性とその知識

ポートフォリオを構築する際におすすめの考え方をイェール大学基金の運用を基に考察

 

例えば1億円以上の資産を保有されている方にとっては、

運用で資産を増やしたいけど、大きく資産を減らすのだけは勘弁して欲しい。

なんとか長期的に安定して10%以上の利益を損失を出来る限り限定しながら、

出し続けたいと考えられている方が多いのではないでしょうか。

そんな方に向けて、長期的に10%以上の利回りを出し続けている、

米国の大学基金の運用ポートフォリオを参考に、

おすすめのポートフォリオ構築法をお伝えしていきたいと思います。

ハーバード大学よりも高いリターンを出しているイェール大学

以前、

「投資・資産ポートフォリオ」の作り方・ハーバード大学基金の事例で解説

でお伝えしたのですが、

ハーバード大学は20年間の平均リターンは10.4%という高いリターンを挙げています。

この20年間のS&P500指数のリターンが、年率7.0%であったことを考えると、

20年間平均年率3%程度上回っていることとなります。

 

3%は小さいように思われますが、20年間年率3%の差があると莫大な差となります。

例えば1000万円をVTIで運用した場合20年間で3,942万円になりますが、

ハーバード大学流に運用すれば7,234万円と約1.8倍になります。

 

年率10%の複利の凄まじさが分かりますね。

十分なリターンを出しているハーバード大学ですが、

更に高い年率12.1%を出している大学がイェール大学なのです。

イェール大学とハーバード大学のリターン vs S&P500指数(引用:幻冬舎)

20年間平均年率12.1%で運用することにより、

1000万円は20年後には9,820万円と殆ど10倍の1億円に到達することが出来ます。

 

この間相場は常に上り調子というわけではなく、

ITバブルの崩壊やリーマンショックも経験しているので、

危機を経験しても素晴らしいリターンを挙げ続けていることが分かります。

→ ITバブル崩壊の原因は?株価急騰するドットコムに熱狂した米国経済
→ リーマンショックの原因をわかりやすく解説・世界金融危機にみる教訓

イェール大学のポートフォリオを詳しく紐解き、オルタナティブ投資の必要性を再認識

それでは過去からのイェール大学のポートフォリオの推移をご覧ください。

イェール大学のportfolioの推移
(引用:Yale大学を元に管理人が作成)

一貫してオルタナティブ投資の割合が75%近辺になっていることが分かります。

前回紹介したハーバード大学のオルタナティブ投資の割合が60%程度でしたので、

更にオルタナティブ投資の比率が高まっていることが分かります。

そもそもオルタナティブ投資とは何なのか?

という点についてはオルタナティブ投資の必要性で説明しておりますが、

簡単に復習していきたいと思います。

オルタナティブ投資とは

オルタナティブ投資というのは日本語『代替投資』という名前の通り、

株式や債券といった伝統的投資とは違う動きをする資産のことを指します。

伝統的資産と同じ動きをしていてはオルタナティブ投資を行う意味がありません。

オルタナティブ投資をふんだんに組み入れることによって、

どのような状況であっても利益獲得を目指すことが出来るのです。

①:Absolute Return (= ヘッジファンド)

Absolute Returnというのは日本語訳をすると『絶対収益』となりますが、

意味するとことは絶対収益型ファンドつまりヘッジファンドのことを示しています。

つまり、どのような市況であっても利益獲得を目指す型のファンドです。

例えばヘッジファンドは予め投資する分野を定めており、

投資する分野の市況が悪ければ当然投資信託の成績は悪くなります。

野球の例でいうと以下のように、ある一定の分野しか打つことが出来ない、

バッターということになります。

投資信託を図解

一方、ヘッジファンドはどのような市況環境であっても利益を目指すファンドなので、

以下のように野球を例とすると以下のように全てを打つことが出来るバッターということになります。

ヘッジファンドを図解

イェール大学は20%~25%の投資をおこなっているので、信頼を置いていることが分かります。

以下にヘッジファンドについて詳しく説明し、またおすすめファンドについて紹介していますので参考にしてみて下さい!

→ ヘッジファンド・おすすめ投資先ランキングを紹介~日本人一流ファンドマネージャーによる運用~

②:Leveraged Buyout & Venture Capital (=PEファンド)

次にLeveraged BuyoutとVenture Capitalを含めたPEファンドです。

PEファンドはまだ上場していない未公開株に投資を行い、経営権を取得して、

主体的に企業価値を上昇させたうえで、より高値で売却する投資ファンドです。

Buyout型というのはPEファンドの90%を占める形態で、

既に収益形態を確立している成熟企業に投資を行い、

収益改善を行い高値で売却するのに対して、

Venture Capital型というのは新興企業に出資を行い、

上場利益を主に狙いにいく形態という違いがあります。

イェール大学はPEファンドに30%程度という最大ポーションを割いております。

PEファンドは米国ではKKR、Black Stone等有名企業がありますが、

日本にはあまり浸透しておりませんが、日本で運用を開始した日本発のBuyout型のPEファンドも存在します。

興味のある方は紹介することも可能ですので、ご連絡頂ければと思います。

③:Real Estate (=不動産投資)

不動産投資はいかにも伝統的な投資のようにお思われますが、

不動産価格は米国や日本のような先進国では株式市場と連動する傾向にありますが、

過去の日本の高度経済成長期のように不動産価格と株式市場は全く連動しません。

 

1960年代は東京オリンピックで株式市場も活況のように思われていましたが、

実は株価は低迷しておりましたが、お構いなしに1990年のバブル崩壊まで、

一貫して前年比で上昇してきています。

1960年代からの不動産価格の上昇率

日本や米国の不動産は投資の対象なので、株式投資と同様の値動きをしますが、

新興国では、まず実需需要が台頭していますので、

国民の人口の増加と給与の上昇によって、株式市場と関係なく上昇し続けるのです。

まさに1960年代の日本のように今日の出の勢いで増加しているのが、

バングラデシュ不動産ですが、バングラデシュ不動産については私が今一番期待している投資先ですので以下に纏めていますのでご覧頂ければと思います。

3~5年で6倍程度のリターンを見込むことが出来ます。

→ バングラデシュ不動産の魅力を徹底解説

④:Natural Resources (=商品投資)

Natural Resourceは商品投資のことなのですが、金や原油引いては穀物など幅広いものですが、正直動きを予測することは難しいです。

金については日本の財政破綻などの危機的な状況になった場合に、

インフレヘッジ先としては適切となりますが、1930年代の米国のように、

金を没収される法案が出る可能性もありますので、

国外資産への投資である海外不動産やヘッジファンドへの投資の方が安全でしょう。

ポートフォリオ構築の際におすすめの考え方のむすび

以上、【ポートフォリオを構築する際におすすめの考え方をイェール大学基金の運用を基に考察】でした。

ハーバード大学よりも高い75%程度の割合で組み入れているイェール大学が、

20年平均で12%のリターンを達成できていることからも証明されている通り、

長期間安定して高いリターンを獲得する為には、

オルタナティブ投資を高い比率で組み入れることが重要となります。

本文中でお伝えしたおすすめの投資先についてはランキング記事でも紹介していますので、

参考にしてみて下さい。

【2018年決定版・最新おすすめ投資先ランキング】
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