02資産運用の必要性とその知識

目論見書の読み方を解説・ファンド購入前に読み込む人が資産運用も上達

こんにちは、YOSHITAKAです。

今回は「目論見書」の読み方について解説していきたいと思います。

あなたは目論見書を読んだことはありますでしょうか?

このような冊子ですが、基本的にファンドの公式HPでダウンロードが可能です。


引用:投資信託協会

投資信託を購入する上では必須のアイテムとなりますので定義を確認しておきましょう。

目論見書(もくろみしょ)

有価証券の募集あるいは売出しにあたって、その取得の申込を勧誘する際等に投資家に交付する文書で、当該有価証券の発行者や発行する有価証券などの内容を説明したものをいう。発行者が有価証券を販売する場合は、必ずこれを作成し、投資家に交付しなければならない。

投資信託では、要点抜粋版の「交付目論見書」と詳細版の「請求目論見書」が存在し、前者は購入時に交付が義務付けられ、後者は投資家から請求があった場合に渡すこととされている。

目論見書を交付する目的は、投資家の投資判断の基準となる情報を提供することにある。一般に、目論見書には、発行者名、事業内容、資本構成、財務諸表、手取金の使途などの発行者に関する情報、発行総額、発行価格、利率、払込日、満期日などの発行する有価証券に関する情報、および引受人名、引受額、手数料などの引受に関する情報が記載されている。

少しわかりにくいですよね。後ほどもう少しわかりやすく解説します。

ちなみに目論見書は次のような構成になっています。

  1. ファンドの目的や特色
  2. 投資リスク
  3. 運用実績
  4. ファンドにかかる手数料

目論見書は、

  • 交付目論見書
  • 請求目論見書

の2種類に分かれています。両目論見書の違いは以下の通りです。

交付目論見書・「請求の有無に関わらず」投資家に必ず交付する義務がある。
・ファンド基本情報記載。
請求目論見書・「投資家から請求があった場合」に交付する義務がある。
・ファンド詳細情報記載

交付目論見書は投資信託を購入する際に必ず目を通す必要があります。(理想をいえば、請求目論見書もですが)

目論見書の作成はファンド、交付は販売会社が実施し、これは法律により義務付けられています。当然、記載する項目についても法律で細かく定められており、上場企業の財務諸表と法律上は同じような建てつけにあります。双方とも株主の為に存在しているますからね。

では、もう少し詳しくそれぞれ解説していきましょう。

目論見書に書いてある内容は?

目論見書には、投資信託の「基本情報」がわかる内容が網羅されています。

構成は以下の通りと上記で述べましたが、

  1. ファンドの目的や特色
  2. 投資リスク
  3. 運用実績
  4. ファンドにかかる手数料

簡単に言えば投信の「説明書」です。

  • 投資先、
  • 投資・運用方針、
  • 見込まれるリスク、
  • ケースごとの手数料、

などなど、目論見書で全体像を確認することができます。

あえて、交付目論見書の内容を全て羅列すると、

  • ファンドの目的
  • ファンドの特色
  • ファンドの仕組み
  • 投資方針
  • 投資対象
  • 運用手法
  • 運用プロセス
  • 分配方針
  • 投資制限
  • 申し込みに必要な情報
  • 投資リスク
  • 費用や税金に関する情報
  • 運用実績
  • 投資状況
  • 信託約款の内容

といった具合です。

ちなみに請求目論見書は、

  • ファンドの沿革
  • ファンドの管理や運営についての概要
  • 受益者の権利についての説明
  • 詳しいファンドの経理状況

などの情報も加わります。

ページ数は、「投資者が容易に理解できる適切な分量」と定められており、目論見書は基本的に8-10ページ前後です。内容的にも、カラフルな図表やグラフを多用しており、理解がしやすくなっています。

但し、交付目論見書はスラスラと読めますが、請求目論見書は分厚く、慣れるまでは読むのに少し根気が必要です。交付目論見書でわからない点を、請求目論見書で探すという使い方ですね。

目論見書を読む際のポイントは?

ファンド購入前に、やはり「運用実績」と「リスク」を重点に読むと良いでしょう。

目論見書の項目内の「運用実績」に、

  • 設定来(運用の開始時)の基準価額、
  • 純資産額推移、
  • 騰落率、

が並んでいます。

これらの情報でファンドの運用状況がすぐに理解できます。

交付目論見書は半年に一度しか配布されず、こまめにチェックしたい場合は「月報」を見ましょう。経済が不安定な時期(報道が活発な時期)は必ずチェックする癖をつけておいた方が良いでしょう。

また、他ファンド、できれば運用方針が似ているファンドとの運用実績を比較し、正確に運用先ファンドの実力を評価できるようにすることも重要です。できれば長期で比較することをおすすめします。

次に、「リスク」についてですが、基準価額の変動要因が羅列されています。

内容としては大きく2つに分かれており、

  • 価格変動リスク、金利変動リスク、為替変動リスク・・・市場リスク
  • 信用リスク、、カントリーリスク、流動性リスク・・・フォースマジュール(不可抗力)

となっています。

前者は常に接しているリスク、後者は例えばリーマンショックなど経済危機ですね。

投資にリスクはつきものですし、目論見書には考え得るリスクは全て記載されているので、こんなにリスクがあるのか・・・と悲観的になる必要もありません。

これらの基本情報が記載される交付目論見書は、ファンド購入前に必ずチェックしましょう。

むすび

ファンドを購入する際に、目論見書は必読ですが、ネットなどで申し込みを行う際に、目を通さずに手続きを進めてしまう人はとてもたくさんいます。

ネット証券などでは基本的に、目論見書に目を通してからではないと、購入はできないのですが、「目論見書を読みましたか?」というチェックボックスを簡単にチェックしてしまう例が多いです。

自分の大切な資産を預けるのですから、自身の投資・運用知識を深めるためにも、データは確実に頭に入れるようにしましょう。

投資信託に関しては複数記事を書いていますので、他のエントリーも参考にしてみてくださいね。

それでは良い投資ライフを。

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