こんにちは、YOSHITAKAです。
「海外投資4.0」に訪問いただきありがとうございます。
この記事では恐縮ながら、私のこれまでの経歴並びに投資実績について紹介していきたいと思います。
Contents
生い立ちと経歴 (投資歴含む)
私は奈良県の吉野郡という田舎に1986年に生を受けました。現在32歳です。
あまり聞いたことはないかもしれませんが、吉野郡は奈良県の下半分を占めている面積は巨大な郡なのです。
因みに以下の写真が有名な吉野桜ですね。
自桜の木々を通した自然の景観は非常に綺麗です。
ご覧いただければわかると思いますが、私が住んでいた地域は都会とは程遠い田舎でした。
「郡」という名称からも分かる通り奈良県の半分を占めているにも関わらず、人口は4万人しかいません。
両親は林業を営んでおりましたが、決して裕福な家庭ではありませんでした。
そんな中、両親は家業の存続を危ぶみ、私を中学受験で東大寺学園中学校への入学を支援してくれました。
あの高校生クイズで有名な高校の中等部で、中・高一貫校なのでそのまま高校に進学しました。
その後大学受験を経て、東京大学の文科2類に入学しました。
東京大学は学部に分かれるのは3年次ですが、文科2類は順当にいけば経済学部に進学する科類で、私も経済学部に進学しました。
大学生時代に投資に興味を持ち、独自に勉強し株式投資を行っていました。
大学入学当時は2004年でドットコムバブル崩壊から立ち直っている時ということもあり、
お年玉とバイトで貯めた金額を運用して400万円を構築することに成功しました。
しかし、入社後にリーマンショックの影響をもろに蒙り300万円程度まで下落してしまいましたが….。
大学卒業後は総合商社入社し、
全社のキャッシュフローを管理する財務部署・為替トレーディング部署・東南アジアのインフラ整備に関わる事業投資部隊(営業部署ですね)、
その中で中国、ロンドンへの駐在を経験しました。
ロンドン駐在中の現地で証券アナリスト試験の二次試験に合格しました。
大学時代に金融工学のゼミに入っており、株式分析の経験もあるので比較的簡単に合格することが出来ました。
総合商社の為替トレーディング部署では海外との取引で発生する為替リスクをマネージするのみではなく、自己勘定で取引も行っていました。
1日何十億円もの為替取引を個人が行う権限を頂けたことは、非常に痺れる経験でした。
1円自分が予測した相場と違う方向に進めば途端に1000万円の損失を会社に与えることになりますからね。
頻繁に上司から、自分と自社コーポレートの給料分は最低でも稼ぎなさいと厳命されていたのを思い出します。
また同部署では、新興国と言われる国々に投資することもあり、
その度に新興国のマクロ分析を行い、経済環境・金融政策を分析し為替動向について分析しておりました。
今思えば、この時の経験がその後の新興国への不動産投資に対する投資判断を下すうえでの分析の土台となりました。
商社入社4年目の時に、2012年に中国に語学研修に派遣されました。
当時の中国はリーマンショック後60兆円の財政刺激策を打ったことにより一早く経済が軌道に乗り、まさに日の出の勢いで活気に満ち溢れていました。
当時、学生時代に増やした300万円を更に総合商社の比較的高いボーナスを含めて運用し、
駐在前に600万円まで増やしており、更に海外駐在手当も含めて資産が1600万円まで増大していきました。
中国行く前の段階で知り合いの紹介で購入したフィリピン不動産が大きく値上がりしたことも1600万円の資産を構築できた要因にもなりました。
2014年日本に帰国し、インフラ関係の事業投資部隊に配属されたこともあり、
大型な事業投資を経験する中、不動産の収益計算・分析制度を高めることにも個人的に精を出し、またフィリピン不動産が成功したということもあり、
次に投資対象とする、リターンが最大化できる新興国を探していました。
新興国不動産で値上がりする条件を具に分析した結果、
今後値上がりが確実であろうと、現在は満を持してバングラデシュの不動産に500万円程の資金を投下しながら、
日本のファンドに預け、更に自己株での運用を行っています。
現在の資産は2500万円程度となっています。
私のこれまでの資産の推移
まずは、今までの私の資産推移について図にしてみました。

私の資産は最初に赴任された中国での駐在員給与と、
中国赴任前に行ったフィリピン不動産での成功が現在の根幹をなしている資産であることがわかります。
2014年からは安定して5%~10%の利回りを求めることが出来るファンドに投資を行い地道に資産を増やしながら、
再び大きく資産を増やすことができる投資先を模索してました。
そんな折に元々目をつけていたバングラデシュへの投資を信頼できる方から不動産投資として紹介され、
大きく増加することが理論的に考えてかなりの確率で確からしいと判断し500万円をバングラデシュ不動産に2016年から投資を行っています。
直近5年間の管理人の投資利回りは以下のようになっています。
直近5年にした理由は、それ以前はフィリピン不動産で利回りが高すぎたことと、
駐在の給与も上乗せしていたため正確な数値とはならないことを加味して直近5年にしています。

米国の株式相場の長期平均が8%程度であることを考えると、この成績には満足しております。
また2016年に投資を始めたバングラデシュ不動産は簿価500万円で一定としていますが、
現在の時価でも40%程は値上がりしており実際はもう少し高い利回りになっていますが、
「実現損益」となっていないので、保守的に簿価500万円のままとしております。
現在のポートフォリオ
現在のポートフォリオは以下のようになります。

それでは現在の構成要素について詳しく説明していきたいと思います。
バングラデシュ不動産:500万円
フィリピン不動産の次に来る不動産投資先は間違いなくバングラデシュであると確信しているため、
バングラデシュ不動産に最大Portionの500万円を投下しています。(参照:バングラデシュ不動産の魅力)
何故株式ではなく不動産に最大Portionを割いているかたというと、
不動産の方が収益が最大化できる確度が高いと考えているからです。
以下の図を見て頂き度いのですが、
日本の高度経済成長期の土地の価格の値上がり率の推移です。
引用:日本不動産研究所
図を見て頂けると分かるのですが、
0%以上なら土地の価格は前年比で上がり続けていることを示しています。
バブル崩壊までは、オイルショックの一時を除いて土地の価格は一貫して上昇していました。
因みにこの間、株式市場は何度も浮き沈みをしています。
そしてお気づきだと思うのですが、
土地の価格は株に先駆けて上昇していくことが読み取れます。
毎回土地の価格が上昇するのは決まって国民の年間所得が10~50万円程度と低く、
人口ボーナスを今後迎える新興国と歴史が語っています。
これを私は独自に「上昇の法則」と名付けています。
- まず不動産価格が上昇し、
- 次に株式市場が上昇、
- そして最後に本格的な国民の給料の上昇が始まる。
これは人口が増加することにより実需の増加も当然あるのですが、
海外からの投資が活発に行われ、企業が進出して土地を買い上げることも大きく影響しています。
日本も中国もフィリピンもマレーシアも例外なくこの条件に当てはまっています。
上昇の法則に沿って、実物資産を購入し、
尚且つ上昇可能性が非常に高いので、
新興国の不動産投資は確り実行すれば危険なように見えて非常に安心な投資法なのです。
また株式投資では配当金や不動産でいう家賃収入のような「インカムゲイン」を重視する方もいらっしゃいますが、
資産が少ない間は「大きなキャピタルゲイン」を追い求めるような投資を行い効率化を狙うべきだと思います。
株式にしても配当金が多い企業というのは「成長余地が小さい企業」です。
本当に成長力が高い企業であれば、配当に回すお金があれば再投資して収益を拡大させます。
新興企業が増配などを発表し、株価が落ちる例を何度もみてきています。
日本の不動産市場も成長力はなく、
寧ろ衰退に陥っておりますが唯一東京だけは人口が2050年まで増え続け一極集中の傾向が増え続けます。
そのため、バングラデッシュで2億を超える資産を蓄財し、
東京のマンション一棟買いを実行し家賃収入だけで暮らしていくことを理想としています。
現在私が全力投球しているバングラデシュ不動産投資に魅力については以下の記事群で纏めていますので参考にしてみて下さい。
また、以下の記事では他の投資先とも比較できるので、積極的に検討してみましょう。
投資は情報が命です。
あなたがすでにバングラデシュ不動産への投資に興味があるという場合は投資を急いだ方が良いです。
最もリターンが大きい都心はもの凄い勢いで日本含む海外から投資が実行されており、当然ながら土地には限りがあります。
ここは早い者勝ちなので機会損失だけは絶対に避けましょう。
そもそもなぜ海外不動産なのか?という点も解説していますので参考にしてみてください。
→ なぜ海外不動産投資なのか?そのメリットとおすすめの国は?
フロンティア・キャピタル:300万円
日本株で長年安定した実績を上げていたドバイに拠点のある日本人によって運営されているヘッジファンドが2018年4月に運用を開始した2号ファンドです。
詳しくは以下の記事にて説明しておりますが、
新興国株式も経済規模に対して株式市場が割安に評価されているという現状があります。
→ Frontier Capital(フロンティア・キャピタル)新興国株式投資ファンドを分析する
フロンティア・キャピタルが狙う新興国は成長力が非常に高いにも関わらず、
異常な水準で割安に評価されている新興国です。
図にすると以下の通りです。

不動産でも株式でも新興国の成長力を取り込める第二の投資先として非常に期待している投資先でもあります。
もうすぐ2018年4月~6月の投資実績が出てきますので、順次共有していきたいと思います。
→ Frontier Capital(フロンティア・キャピタル)新興国株式投資ファンドを分析する
BMキャピタル:400万円
BMキャピタルは2015年からの付き合いで当初300万円を投資しておりますが、
安定して5%~15%の投資家ベースでの利回りを出し続けており、
現在は400万円になっています。
完全にBuy&Hold戦略でいこうと思っています。
何故BMキャピタルに投資しているかというと私の株式投資手法であるバリュー株投資を実践しているファンドであることが主な理由です。
私はネット現金性資産が時価総額を上回るというネットネット株(ネットネット株?ベンジャミン・グレアム投資手法尾・正味流動性資産とは?)への投資が資産下落可能性を著しく抑えられるという点に着目して選好しております。
しかし、自分でネットネット株投資を行っても確かに下落は抑えらえれるのですが、
なかなか上昇しないという欠点に苛まれていました。
ファンドという資金力を用いれば、
株を大量に保有して経営陣に自己株買や増配といった株式価値を高める施策を提言して、
市場からの脚光を集めて能動的に株価を引き上げることが可能で実際にBMキャピタルは同様のことを行い利益を上げていることから有望な投資先としています。
→ 【国内ヘッジファンド】BMキャピタルの運用手法・利回り・評判を長期投資家目線で徹底解剖
セゾン投信:380万円
次がセゾン投信です。セゾン投信は世界の株式市場に分散投資を行うことで世界経済の成長を取ろうという独立系の投資信託です。
2015年に300万円を投資し、
途中チャイナショックで資産価格を落とす局面もありましたが株式市場全体が好調であったこともあり資産を伸ばし380万円に到達しております。
今までの投資先は市場平均に連動せずに、
プラスのリターンを求めるオルタナティブ投資でした。(オルタナティブ投資の必要性について解説~100万円からの投資~)
セゾン投信はオルタナティブ投資の反対であり、
株式市場の平均に概ね連動する伝統的投資先として組み入れています。
確かにリーマンショックやチャイナショックのような危機発生時には大きく資産を落とす傾向にはありますが、
世界経済並びに世界の株式時価総額は確実に上昇していくので長期投資によって大きな利益を獲得することが出来ると考えています。
そのため、資産価格がさがっても長期的な取引先として、こちらもBuy&Hold形式で著嘔気的に付き合っていく投資先として考えております。
→ セゾン資産形成の達人ファンドを解説・老後に向けたお手軽長期投資
米国債:100万円
セゾン投信についで伝統的な投資先として米国債を挙げさせていただきます。
米国債は米国中央銀行であるFRBの漸進的な利上げによって、先進国最高の政策金利水準になっているということもあり、
年率3%程度のリターンと通貨分散を兼ねて投資しています。
毎年の利回りについては他のポートフォリオに再配分することを予定しています。
不動産、株式、債券更に米国、日本、バングラデシュと国も分散できるため、
私のポートフォリオに安定性を持たせるという点でも組み入れています。
個別株:350万円
大学時代に大きく資産を増やすことができた個別株を昔取った杵柄として継続しています。
マーケット感覚を磨くといった意味でも重要であると考えています。
現在の個別株の内訳は、
株式銘柄 | 金額 |
三菱商事 | 100万円 |
東芝 | 50万円 |
丸八ホールディングス | 100万円 |
ニッピ | 100万円 |
となります。
三菱商事は言わずと知れた総合商社の雄で、配当金利回りも4%近くあり、PBRも1倍を割る水準と依然として割安な水準である点が魅力的です。
総合商社は事業投資を行う会社なので、三菱商事に投資をすることにより世界の事業投資益を享受することが出来ます。
東芝は博打の域を出ないが、過去のパナソニック、シャープの例を考えるとV字回復して何倍にもなる可能性が高いとみて投資を行っております。
丸八ホールディングスとニッピはBMキャピタルの欄でも触れたネットネット株の条件を満たした銘柄で、気長に上昇をまつことにしています。
現金:500万円
現在景気の拡大局面は9年間継続しており、そろそろ一旦市場の下落局面を迎えるかなとも考えており、下落時の待機資金として取っておいております。
むすび
管理人は駐在時の中国不動産と、
その後のフィリピン不動産によって大きな利益を確保し、出来た資金を元に不動産・株・債券といった商品分散と、
米国・日本・バングラデシュとおいう国の分散投資を行っています。
現在最も期待しているのはバングラデシュ不動産で、
次が新興国厳選投資ファンドであるフロンティア・キャピタルで今後5年程度で現在の2500万円を出来れば5000万円まで増やしていきたいなと考えています。
最大のドライバーはバングラデッシュで500万円の投下資金が2000万円以上になることを期待しています。
今後四半期毎に投資成績をアップデートしていきたいと思いますので、参考にして頂ければと思います。
それでは。