今一番世間で流行っている海外不動産といえばフィリピン不動産でしょう。
しかし昨年の仮想通貨の例にもある通り、今流行しているものというのは既に手遅れの可能性があります。
本当に儲かる投資というのは他の人に先駆けて投資を行わなければいけません。
ビットコインも昨年ではなく2016年以前に投資をしていた方が大きな利益を獲得することが出来ます。
現在最ももてはやされているフィリピン不動産と私が投資を行っている先駆者としてのバングラデシュ不動産を比較し、
どちらが海外投資として魅力的であるのかということを紐解いていきたいと思います。
フィリピン不動産の総括→フィリピン不動産まとめ・経済概況と主要購入検討エリアと今本当に投資実行すべきなのかについて
Contents
フィリピンとバングラデシュの地理を比較
皆さんの中には、いきなりバングラデシュといっても何処??
と思われた方も多いのではないでしょうか。
バングラデシュはインドに挟まれていますが、地理的には中国とインドの丁度真ん中に位置しています。

大国中国と将来経済面でも人口面でも中国を抜かすこと予想されているインドに挟まれた、まさに世界の中心ともいえる場所に存在しているのがバングラデシュです。
一方フィリピンは東南アジアの島国です。

フィリピンは中国に海で接しているということもあり、中国と東南アジアが経済的な繋がりが強いです。
ただ南シナ海をめぐる問題で若干中国との関係も悪化していることも懸念される点です。
フィリピンとバングラデシュの経済成長率と経済水準を比較
まずは両者の経済成長率を比較した以下の図をご覧ください

バングラデシュが内需中心なので安定して高い成長率を実現しているのに対して、フィリピンは世界景気に非常に左右されやすいぶれのある成長となっています。
また海外不動産を行う際の考え方で不動産価格が上昇する水準として1人あたりGDPが1000USDを超えてきた水準であるとお伝えしました。

バングラデシュが今丁度1000USDを超えてきた水準で不動産価格に弾みがついてきた水準なのに対して、フィリピンは既に3000USDを超えてきています。
不動産価格の上昇は落ち着きはじめ、今後は株価が上昇していくPhaseに移行してきているといえるでしょう。
今この段階で投資を行うのであればバングラデシュ不動産が時流に適しているということができるでしょう。
フィリピンとバングラデシュの人口密度から考察
不動産投資を行う上で経済の動向と同様に重要なのが人口密度です。
つまるところ、人が多くなければ土地の需要も増大していかず不動産価格も上昇していきません。
以前バングラデシュ不動産・首都ダッカへの海外投資の魅力を徹底解説でもお伝えしております通り、バングラデシュの首都ダッカの人口密度は非常に高いです。
私が住んでいる過密都市東京の3倍もの人口密度を誇り、毎年70万人もの人口がダッカに流入してきています。
不動産価格が上昇しないほうが不思議ですね。
一方フィリピンの首都マニラの人口密度はどうなっているでしょうか。
マニラは東京23区とほぼ同じ面積で、東京23区の人口が920万人に対して1280万人と3割程多い人口を抱えています。
マニラも東京より人口密度は過密ではありますが、ダッカには及びませんね。
人口密度という観点からもフィリピン不動産よりバングラデシュ不動産の方が魅力的であるといえるでしょう。
フィリピンとバングラデシュの不動産投資にかかる法規制から考える
新興国の不動産投資を行う際に不動産投資にかかる法規制を抑えるのは非常に重要です。
場合によってはインドのように外国人による不動産投資を禁止している国もありますからね。
バングラデシュの不動産は新興国不動産には珍しく土地そのものに投資をすることが出来ます。
土地に投資を出来るというっことは現地の国民の需要を取ることが出来ます。
不動産投資で大きな値上がり益を見込むのであれば、土地そのものへの投資は外せない条件です。
一方フィリピンの不動産に関する法規制では土地に投資をすることが出来ません。
外国人が投資できるのは上物のみとなり結果的にコンドミニアム投資しかできません。
現地の住民がコンドミニアムに住むなんて想像できないですよね??
結局は現地に勤める外国人の駐在員の需要しか取ることができないのです。
つまり既に相当に高い値段で販売されており値上がりは見込みにくいばかりではなく、需要が少ないので空室リスクも考えなければいけません。
更に賃料収入を狙う場合でも、たとえ表面利回りが10%でも以下のように空室リスク・コストを差し引くと3%程度の利益になってしまうのです。
利回り10%×(100%-空室リスク30%) – 内装1% – 保有税金コスト3% =3%
不動産屋が提示する表面価格のみに騙されないようにしましょう。
不動産投資に関する法規制という観点からもバングラデシュに大幅な優位性があります。
フィリピン不動産とバングラデシュ不動産の比較総括
今まで両者を比較してきて以下全ての面でバングラデシュ不動産がフィリピン不動産に対して優位性があることが確認できました。
- 経済成長率と不動産が上昇する経済水準
- 非常に高い人口密度
- 土地そのものに投資できる規制の緩さ
海外不動産で大きな利益を獲得したのであれば、駐在員需要に依存し賃料収入にたよるフィリピン不動産より、
土地そのものに投資し現地需要による大幅な上昇が期待できるバングラデシュ不動産の方が明らかに旨味があります。