02資産運用の知識

老後資金1億円を作る資産運用計画・リタイア後支出は意外と大きい?

Pocket

近年、日本では少子高齢化問題、年金問題など老後への不安はどんどん高まっていますね。

「老後に備え、貯金しています」

こんな言葉をよく聞くようになりましたが、目標資産額を設定せずに闇雲にお金を貯めていては、貯金に時間が掛かりますし、何よりも精神的に辛いでしょう。

今回は、老後資産1億円を目標とした資産を作る方法を解説していきたいと思います。

老後の生活にはいくら必要なんだろうか?

まずは老後の生活でどれくらいの資金があれば満足いく生活なのかを考えなければなりませんね。

生活の他にも、病気になってしまい入院などが必要になった時に備えて、普段の生活からお金は多めに持っていたいですよね。

晴れて約40年間の勤務を終え、退職金を受給し、年金を毎月貰いながら生活をしていくのが理想のライフプランと長らく信じ伝えられていますよね。

今後国がどのような政策を打つのかはまだわかりませんが、現時点で貯蓄に回せる収入は、普段会社から入る給料・ボーナスですよね。

そして、退職時に、

  • 退職金
  • 保険満期金・解約返戻金

の2つが入りますのでこれも貯金に加えると考えてよいでしょう。

ここまでが会社員現役時代の話です。

次に、60-65歳までのセミリタイヤで継続雇用などで収入が入るかもしれませんね。

そして、65歳以降のリタイヤ後は年金のみが収入となり支出が増え、年金収入では追い付かなくなった場合、貯蓄を崩して生活していくことになります。

国民年金を夫婦2人分、夫の厚生年金を含め標準的な年金額は総額で月に23万円程度です

将来的には公的年金の給付額が減少することを考えると、老後を仮に20年、85歳まで生きるとして、総額で5,000万円弱の収入になります

上記で貯蓄に加えた、退職金・保険の満期金・セミリタイヤ後の継続雇用収入を含めてまとめると、

  • 退職金   :1,500万円
  • 保険満期金 :500万円
  • 継続雇用  :1,200万円(5年)
  • 公的年金  :5,000万円(20年)

=合計約8200万円が老後収入総額

となります。

普段の自分の年収を見ていることに慣れていると、かなりの金額に見えますよね?私自身もそう感じました。

しかし、老後に「ゆとりのある生活」を営むためにはどのくらいの金額が必要なのかも同時に把握しておく必要があります。

一般的にはゆとりある生活を夫婦で過ごすためには、35万円/月は必要であると言われています。85歳までの20年間を余裕をもって過ごすには実に8,400万円ほどが必要になってくるのです。

35万円×12ヵ月×20年=8,400万円

60歳時点でフラット35などで住宅ローンはすでに完済しているパターンが多いので追加の家賃はないと考えてみましょう。

かなり余裕があるように感じますが、年齢を重ねれば出費が増える以下のような項目があります。

  • 医療費
  • 介護費
  • マイホーム修繕費
  • 子どもたちへの教育援助
  • 冠婚葬祭費用

=仮に1,000万円と考える

この1,000万円の費用と、上記老後の余裕ある生活資金であり8,400万円を足し合わせると、

老後生活費8,400万円+その他費用1,000万円=9,400万円

の老後資金が必要となりますね。

あくまで20年間の生活費として算出していますが、平均寿命が伸びていることはご存知の通りと思います。その意味でこれは最低金額として捉えておいた方が良いでしょう

上記の状況を勘案して、貯金しておくべきは、少なくとも1,200~2,000万円。完全に安心して老後を迎えるには、5,000万〜1億円必要と言えるでしょう

9400万円の必要額ぎりぎりでは、何か緊急事態が起きた時に一気に生活レベルが下がってしまいます。

近年では大企業も不祥事が取り沙汰され、メーカー企業などのリストラが増えている中、退職金が期待できない企業も出てきていますし、保険満期金・返戻金タイプに加入していない方はいち早く積み立てを開始する必要があります。

ではもっと今の生活を切り詰めて貯金?いえ、資産運用という方法があります

毎月生活を切り詰めて、貯金する方法をまずは考える人の方が多いと思いますが、老後を考えて今の生活を我慢するというのも少しロマンがありません。

貯金をするよりも、今の金額を「増やす」ことを考えたほうがはるかに効率的で、精神的にも余裕があります。お金に働かせるということですね。

つまりは「資産運用」を積極的にするということです。

なぜ資産運用をすることが効率的なのかという理由は以下の2つのメリットにあります。

  1. 資産運用でお金に働かせ、金額を増加させることで貯蓄額を効果的に増やせる
  2. リタイア後も収入は継続していくので安心

さきほど記載した以下の内訳に、運用益が加わります。

  • 退職金   :1,500万円
  • 保険満期金 :500万円
  • 継続雇用  :1,200万円(5年)
  • 公的年金  :5,000万円(20年)
  • 資産運用  :運用益(例.1000万円を運用し年利回り10%=100万円)

=合計約8200万円が老後収入総額運用益(例.2000万円/20年)

利回りが毎年10%あれば老後収入だけでも1億円を越えてきますね。

しかし、これは複利を考えない前提ですので実際にはもっと金額は大きくなっていきます。

老後から始めるのではなく、現在余裕資金があるのであれば今すぐ始めて、資産を大きく育てることをおすすめします。早ければ早いほど資産は増加するからです。

老後に年金の他に毎年自動的に収入が入るようになる生活を想像してみましょう。一気に生活費に対する精神的な不安がなくなります。

上記では資産運用の例で1000万円としていますが、1000万円で数%の利回りを得ることは決して難しいことではなく、その資産が増えれば増えるほど利回りに対する運用益は増加していくのです。

資産が増えればその中の一部をハイリスク・ハイリターンの運用をしてみるのも面白いでしょう。資産が増えることで生活にはインパクトの出ない部分でチャレンジができるのです。

老後に備えて1,000万円を運用する方法を考える

では、どのような資産運用を考えていけば良いか?という点に入る前にここまでのポイントをもう一度振り返りましょう。

  • 老後の総収入額は20年間と約8200万円
  • 老後の費用は生活費、その他医療費など含め約9400万円
  • リタイヤ前に最低でも1200万円~2000万円の貯金が必要
  • 精神的にも余裕のある生活を送りたいのであれば5000万円~1億円の貯金が望ましい
  • 資産運用がリタイヤ前、リタイヤ後も収入を生み出してくれ、余裕のある生活を実現してくれる

さて、本題に入りましょう。

まずは、どのような資産運用をすればよいのか、初めて人はわかりませんよね。私もわかりませんでした。

投資対象である金融商品には、

  • 株、
  • 投資信託、
  • 個人向け国債・海外債券、
  • 国内・海外不動産、

などなど色々と種類があります。どれが良いのかいまいちわかりませんし、どの金融商品を提案してくる営業マンも「ウチが一番儲かりまっせ!」と口にするのが通常なので余計にわからなくなり、なんとなくテレビで紹介されていたり、大企業が取り扱っている、同僚が加入している金融商品に投資する、と流されてしまいがちです

しかし、資産運用は流されて決めてはなりませんし、同僚や友人の真似をしても、その人が本当に投資知識がある人なのかどうか、見極めは難しいです。

それでは、30~45歳の年代の方で、運用資金1,000万円あるよ、という方に具体的な資産運用プランを考えてみたいと思います。  

1000万円というお金であれば、少し制限があるのですが、私であれば1000万円の資金を確実に残し、今後の給料から積み立て投資を始め安定的な資産構築をし、積極的に投資に向けます。

具体的には、少し唐突ですが2018年時点で最良と考えられる資産運用法は、

iDeCo+海外投資+ヘッジファンド

という形です。

1000万円の資金には触らず、着実にiDeCoでコツコツ資産を増やしながら、海外投資、ヘッジファンドで更なる資産の飛躍を狙います。

以下は積み立て型資産運用の比較です。

老後を考えるのであれば、所得税、住民税も節税できるiDeCoが一番おすすめです。

NISA積立NISAiDeCo
メリット運用益非課税運用益非課税普段払う税金まで安くできる
流動性いつでも売却可いつでも売却可60歳まで払い戻し不可
手間自分で購入/売却自動積立自動積立
年間投資限度額120万円40万円14万4000円~81万6000円
運用可能期間5年間20年間原則60歳まで
(ロールオーバーで10年間)
投資できる商品株・投資信託一部投資信託一部投資信託・預金・保険
非課税対象運用益のみ運用益のみ運用益・所得税・住民税
特記事項2023年分で終了予定現行のNISAと併用不可途中解約不可(積立停止は可能)
積立NISAと併用不可(積立の中止は可能)

iDeCoで「30歳から30年間」積み立て資産運用する場合、

  • 積立額5,000円/月、5%で運用すると節税額が74万2259円、利息が236万1293円となり合計で416万1293円。
  • 積立額10,000円/月、5%で運用すると節税額が148万4517円、利息が472万2586円となり合計で832万2586円。
  • 積立額20,000円/月、5%で運用すると節税額が296万9035円、利息が944万5173円となり合計で1664万5173円。

となり、毎月20,000円で5%運用を目指せば、上記で老後までに最低貯金は1200-2000万円必要であるというラインを越えてきますよね。

iDeCoのデメリットとして、60歳まで資金が拘束されるというデメリットがあるのですが、1000万円の資金を他で運用し、徹底的に安全に資産を育てる方針であれば、有効活用できるものと考えます。

そして、本題の海外投資+ヘッジファンドの話題に移りましょう。

海外投資(バングラデシュ不動産)で運用

海外投資ですが、あまりにもハイリスクな投資で運用をしたいと思う人は少数だと思います。私自身もハイリスク・ハイリターンな投資は全く好みません。

ハイリスクに見えるようで、安全な投資先を独自の分析と投資専門家との意見交換を通じて意思決定を行ってきました。

ハイリターンを見込めるであろう、新興国株式不動産共に頻繁に分析していますが、2018年時点ではなかなか良い投資先が見つからない状態です。

しかし、ハイリターン且つリスクが低い国としてバングラデシュ不動産に辿り着きました。私自身、かなり慎重に徹底的にバングラデシュの経済から政治、直近の動向までを徹底的に調べましたが、投資失敗する要素が見つかりませんでした

バングラデシュ不動産は経済成長率も7%と高く、人口密度も世界一、三菱商事など大手商社が参入している市場であり、近年のフィリピンやタイの急速な経済成長が思い起こされます。

資産運用の観点から、100万円からバングラデシュの土地に投資できるという商品ですので、1000万円の中から100万円の投資検討してみるのは大いにありだと思っています。

バングラデシュ不動産のデメリットといえば、3-5年の間、資金が引き出せないという点だけです。

不安な方は、私が徹底的に分析しているので、カテゴリーから記事を読んでみてください。

バングラデシュ不動産カテゴリーへ

 

絶対収益型・ヘッジファンドで資産運用

ここまでで積み立て投資とバングラデシュ不動産の2つを紹介しましたが、まだ900万円余った状態ですね。

老後資金に充当する貯金額に向け、iDeCo積み立てで1600万円を目指し、バングラデシュ不動産で100万円⇒400~800万円のリターンを目指すとして、すでに最低でも2000万円近くが確保できそうですね。

しかし、可能であれば5000-1億円の貯蓄の余裕が欲しい。ここでおすすめするのがヘッジファンドへの投資です。

ヘッジファンドへの投資はまとまりのある資金がある人にしかない選択肢です。

まず大前提として、投資とは難しいものです。まとまった大きな資金投資で大きなリターンを得るのは本当に難しいことです。しかし、ヘッジファンドには投資のプロ中のプロが運用しており、まとまった資金がある人は預ければあとは自動的にお金が増える状況になるのです。

投資初心者の人は、プロに任せるのが一番なのです。ファンド選びを間違えない限りは問題ありません。

老後資金1億円に向け、ヘッジファンドでの運用で900万円-1000万円を7-8倍を老後までに増やすことを目指すと良いでしょう。複利で考えれば年利8%あれば十分な水準であり、ヘッジファンドの運用としてはかなり現実的な数字です

米国のヘッジファンドで資産運用する場合、最低1億円からという形が多いですが、日本の場合は1000万円から、相談次第ではもう少し低い出資額で受け入れてくれるパターンがほとんどです。

ですので、上記の900万円をヘッジファンドに預ける選択肢が出てきます。900万円を8%の複利で運用していけば、30年で8000万円以上のリターンとなります。参考までに45歳から20年と考えても、リターンは約6000万円です。

上記の積み立てと、バングラデシュ不動産の収益を合わせれば資産額1億円がグッと近づいたのではないでしょうか。ちなみにバングラデシュ不動産は3-5年でリターンを目指すものですので、リターンが出た後にその資金をヘッジファンドに入れる選択肢もあります

ヘッジファンドがなぜ資産運用の選択肢に入るかという点も、以下の記事郡で紹介していますので参考にしてみてください。

ヘッジファンドの唯一のデメリットは、銀行口座のように資金の引き出しができないことです。流動性が高すぎると、ヘッジファンドの運用にもタイミングなどの面で投資機会損失が出てしまうからですね。

資金の引き出しは、1年、もしくはそれ以上、短いところであれば半年と設定しているヘッジファンドもあります。

ヘッジファンドは機関投資家・富裕層ネットワークからしかなかなか情報を取ることができず、一般的には遠い存在です。

もしあなたが、ヘッジファンドでの投資を検討するのであれば、私が投資運用しているおすすめのヘッジファンドを紹介することもできますので気軽に問合せいただければと思います。





ここまで、積み立て投資+バングラデシュ不動産+ヘッジファンド運用で1億円を目指資産運用プランを紹介しましたが、私が実行を考える一例に過ぎず、他にも検討できる運用方法はあるでしょう。

今回のプランを参考に、あなたなりの資産運用プランを組んでみると良いでしょう。

検討を祈ります。

それでは良い投資ライフを。