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生命保険で資産運用を行うメリットとデメリット解説・目的を明確にしよう

こんにちは、YOSHITAKAです。

老後への資産運用に関して、これまで様々な記事を書いてきておりますが、今回は「生命保険の資産運用」について解説していきたいと思います。

「生命保険」というと、自分が他界した時に残された家族の生活費を残す役割があり、また事故などのアクシデントに見舞われた時に急な入院費などをカバーしてくれたりと、このような役割が期待されますよね。

しかし、この「生命保険」も加入の仕方によっては資産運用となります。

この記事の結論としては、生命保険は「家族を守るため」を目的にするべきであり、「資産運用」を目的にするには機会損失、低リターンの面からおすすめできるものではありません。

生命保険の基本知識・システムを理解

生命保険の基礎知識

私も数ある生命保険会社の営業員に生命保険の加入を入社1年目の頃から勧められてきました。

生命保険のシステムに積立型とか、ドル建て、などなど様々な提案をされ、当時知識のなかった私は混乱した記憶があります。

当時はまだまだ正確に把握しきれておらず、独身でしたので加入はしませんでした。

しかし、紐解いてみると非常にシンプルなシステムでした。

生命保険の営業員の方は故意に難しく話しているような気すらしましたが、世の中の商売は「見せ方」が非常に重要になってきますのでこれは致し方ないことです。

噛み砕いて説明をザクッとしてしまいますが「保険」とは、保険会社が多くの加入者を集め、その資金を元に運用して「利益を得る」仕組みになっています。

悪い言い方をすると、保険会社がお金を集める理由は単純にこれだけです。

運用益こそが損害保険会社、生命保険会社の社員に払われる給料の源泉となっているのです。

死亡時などに保険会社から支払われる保険金もその運用益から基本的には賄うことになっています。

お金は集めれば集めるだけ運用のレバレッジが効くので、投資信託も同じようにとにかく集めていますよね。

不幸に見舞われず、保険会社からの保険金支払いがなく一定期間が過ぎれば、満期まで支払った保険料以上の金額を受け取れる保険の組み入れ方もあります。

他のメリットとしては保険料が年末調整で控除項目として認められ、税金が少し安くなるという点でしょうか。

要するに、

  • 保険料を貯金と考え、
  • 不幸に見舞われた時に使える保険で安心した生活を送り、
  • 満期まで不幸がなければ支払った保険料よりも大きな金額が返ってくる可能性があり、
  • 毎年支払い保険料を控除項目とし節税ができる、

ということです。

生命保険のセールスマンは「全員」この謳い文句で営業をしてきます。

実際に、安定志向の人には限りなくメリットがあるものだと私自身も思います。

私について生命保険営業の方はとても優秀で、スマートフォンのアプリの使い方を例に生命保険を説明していました。(結局その保険には入らなかったのですが)

さて、一応基本的な貯蓄型保険を確認しておきましょう。

貯蓄型保険の種類は大きく3つ

生命保険貯蓄型

貯蓄型保険を生命保険営業員に提案される時は様々な提案があると思います。

可能な限り月々集められる金額を増やすために、保険を組み合わせて金融商品を提案してもらうことになりますが、基本的に、正確に以下の3つを理解した上で保険を選択し、オプションを考えるのが良いでしょう。

(1)終身保険

終身保険はよく耳にすると思いますが、これは「期間の定めなし」の保険ですね。

毎月の支払いは高めに設定されており、死亡時に保険料を受け取り、途中解約も解約返戻金があります。返戻金も関しては、運用のせいか次第では増額して返ってくる可能性もあります。

支払い方法としては、

  • 一時払い、
  • 月払い、
  • 年払い、
  • 全期前納払い(全額保険会社に預けてしまう)

の4つがあります。

(2)養老保険

養老保険は期間が定められています。つまり、終身保険の対極にある保険と言えるでしょう。満期時に「一定金額」を受け取れます。

但し、死亡時は支払った金額のみが支払われ、ここが確実であることが同保険の最大のメリットと言えるでしょう。

(3)個人年金保険

個人年金保険は積み立てたお金を「年金」として受け取り可能というものですね。

種類も、

  • 終身年金、
  • 確定年金、
  • 有期年金、

と分かれており、受け取り期間も異なります。

それぞれの定義は以下です。

終身年金 (しゅうしんねんきん)

終身年金とは、年金受取人(※)が亡くなるまでの間、一生涯年金を受け取ることができる年金保険のことです。夫婦のどちらかが生存している限り受け取れる夫婦年金といった種類もあります。

※年金受取人と被保険者が同一の場合

引用:SMBC日興證券

確定年金 (かくていねんきん)

確定年金とは、年金受取人(※)の生死にかかわらず一定期間年金を受け取ることができる年金保険のことです。年金が受け取れる期間は、5年、10年、15年、20年などが一般的です。
万が一、年金受取期間中に年金受取人(※)が亡くなった場合には、遺族が残りの年金を受け取ることになります。遺族が年金を受け取るときには、年金受取人と同様に継続して年金を受け取る方法と、年金の残額を一括で受け取る方法から選ぶことができます。

※年金受取人と被保険者が同一の場合

引用:SMBC日興證券

有期年金

支給開始時点から一定期間について、生存している限り支給される年金であり、一定期間内に死亡した場合は、その時点で年金の支給が終了する。

引用:企業年金連合会

次からは「生命保険」で資産運用をするメリッットとデメリットを考えていきましょう。

生命保険で資産運用をするメリット・デメリット

メリット・デメリット

生命保険のメリットは上記で述べた通りですね。安心のためにお金を毎月支払い、満期になればより大きな資産となって返ってくる可能性があるというものです。

  • 保険料を貯金と考え、
  • 不幸に見舞われた時に使える保険で安心した生活を送り、
  • 満期まで不幸がなければ支払った保険料よりも大きな金額が返ってくる可能性があり、
  • 毎年支払い保険料を控除項目とし節税ができる、

超低金利の銀行に預金するくらいなら、保険を毎月支払った方が良いというのは確かに間違い無いでしょう。ここまで材料が揃っていれば生命保険に多くの人が入るのも今では常識になっていることが頷けます。

しかし、メリットがあるところには常にデメリットも付随します。

簡単に挙げていくと、途中解約をする場合に加入期間が短い場合は、手数料等差し引くと損をする可能性があります。しかし、運用している会社からすれば資金の急な移動は想定リターンに直結する問題ですのでこれは仕方ないでしょう。

例えば私が投資しているヘッジファンドも四半期に1度しか引き出せないなど制限をつけています。ヘッジファンドによっては1年の「ロックアップ期間」(解約不可)を設けるところも少なくありません。

他にも固定金利商品を選択している場合には、インフレ率の上昇で金融資産の価値が目減りする点も見過ごさないようにしなければなりません。

他にもやはり生命保険の性質上、「長期契約」が必須条件となっていることがほとんどです。

非流動性・鍵

私の場合、常にリターンの高い資産運用先を探しているので、毎月のように比較的高額な保険料を支払い、解約した際に元本割れリスクを伴うような資産運用はしないようにしています。

好機に素早く動くことができないと、老後資産の設計にも影響が出てきます。

現在はこれまで数々の資産運用をしてきた結果、資金に余裕が出てきたことと、家族がいますので生命保険には入っていますが、もしあなたがまだまだ5000万円程の資産の積み上げも達成していないのであれば、生命保険は少し割りに合わないかと思います。

しかし家族がいるのであれば保険には入るべきであることは同意ですので、一番支払額が少なく、且つ死亡時に支払われる金額が大きいものが良いでしょう。

こうなると少し割高な終身保険しかないのですが、仕方ないでしょう。

ここまで私が生命保険の資産運用に対して辛口なのは、利回り、つまりリターンが低いからです。

「資産を育てること」を目的に生命保険に頼るのはやめた方が良いです。

生命保険の利回りは30年間の積立で約10%程度と言われており、年利で3%が良いところでしょう。

積立であれば少し考え方は異なりますが、イメージとしては以下の通りです。

生命保険利回りシミュレーション

複利を含めて30年間で100万円が235万円になる程度です。

生命保険は良いところ年利3%なのでこれを下回ることも十分にあり得ます。

3%という数字はこのようなお話なのです。

むすび

ここまで生命保険の基本的なことを解説してきましたが、私のスタンスとしては「家族を守るため」の生命保険はメリットが大きく、「資産運用で資産を育てる」のであれば生命保険は長期契約必須、低利回りでありデメリットの部分が大きいものであると考えています。

家族を守るのは当然として、家族を守れる範囲の生命保険料を支払った上で、余剰資金で資産を大きく育てたいと考えている人は、他にいくらでも優良な投資先がございますので、検討するべきでしょう。

私自身も金額別に優良投資先を紹介させていただいているので参考にしてみてください。

それでは。

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