金融の知識

レバレッジをかけることによる効果とリスクを徹底解説

投資においてレバレッジという言葉を聞かれたことはありますでしょうか??

本日はレバレッジをかけるとは一体どういうことなのか?

レバレッジの種類を説明した上で、効果と注意したいリスクについて記載していきたいと思います。

そもそもレバレッジとは??

レバレッジとは梃(てこ)のことです。

金融の世界では少ない投資金額で大きな取引を行うことです。

皆さん小学校で梃(てこ)の原理を習われたことがあると思いますが、

まさに梃の原理そのものです。

通常は自分が100万円しか保有していなかったらMAX100万円分の取引しかできません。

しかし、レバレッジを用いれば100万円の自己資金でも300万円時には数千万円の取引を行うことが出来ます。

レバレッジの図解

レバレッジの種類①:FX

まず一つ目はレバレッジと言えば真っ先にでてくるFXです。

FXのレバレッジは25倍もかけることが可能

現在の日本ではレバレッジを25倍までかけることが出来ます。

海外の規制の緩い国では4000倍までのレバレッジを掛けることが出来る国もあるみたいです。

日本ではレバレッジを10倍に引き下げる動きが2017年9月に日経新聞によって、

金融庁が検討している旨の報道がなされましたが、

2018年5月に金融庁は引き下げない方針を固めました。

金融庁は外国為替証拠金取引(FX)規制の一環で検討していた証拠金倍率(レバレッジ)を現行の25倍に据え置く方針を固めた。

(引用:Bloomberg)

FXのレバレッジの仕組み

FXでは投資家が証拠金を証券会社に差し入れることにより、

レバレッジをかけることが出来ます。

目線を証券会社にして考えてみましょう。

投資家から100万円を預かり、投資家が1000万円分のドルを購入したとします。

投資家にとって運の悪いことにドルが5%下落したとしましょう。

投資家は1000万円×5% = 50万円の損失が発生します。

証券界者はもともと預かっている100万円の内50万円を損失の補填に徴収します。

FXのレバレッジの仕組み

では12%ドルが下落して120万円の損失が発生した場合、

既に証拠金として預けている100万円では足らないので証券界者は100万円に損失が到達した時点で強制決済を行います。

FXの強制決済のシーン

レバレッジの例②:株式信用取引

FXと同様に有名なのが株式の信用取引だと思います。

株式の信用取引は同じく証券界者に証拠金を入金することにより、レバレッジ3倍の取引を行うことが出来ます。

購入できる株式の計算方法については難しい部分もあるので、

別記事にゆずりますが、個人でもレバレッジをかけて株式投資を行うことが出来るのです。

レバレッジの例③:企業活動

実は大半の企業がレバレッジをかけています。

例えば資本金が1000万円であっても銀行からの借入金4000万円を借り入れることにより、

5000万円分の企業活動を行うことが出来ます。

銀行からの借入金を行っている企業は、すべからくレバレッジをかけているということが出来るのです。

企業のレバレッジを図解

レバレッジの例④:ローン

実は一般の方も人生でレバレッジをかけることが多いです。

例えば、住宅ローンが最も良い例です。

頭金を支払うことにより、何千万円もの借金を住宅を担保に銀行から借りることが出来ます。

また、自動車ローンも同様にレバレッジをかけていますね。

自身が動かせる金額より、大きなものを購入するというのは正に将来の自分の収入を梃にしたレバレッジであるということが出来ます。

コラム:投資以外のレバレッジの例

今まで紹介してきたのは投資に関するレバレッジの例です。

投資に関するレバレッジは、『自身の資金より大きな金額を動かす』という共通点があります。

しかし、世の中にはお金ではなく、例えば人のレバレッジをかけるという例っもあります

例えば私がある企業を立ち上げたとして、一人では行える業務量に限界があります。

その為、社員を雇って業容を拡大するのは『人と時間のレバレッジです』

お金を作って自分1人ではできないことを行うことが出来るという意味です。

また本来であれば歩いて何週間もかかる東京-大阪間をわずか2時間40分で移動できる新幹線も、

お金を使って時間を短縮している、つまり自分1人では出来ないことを行っている為、

『時間のレバレッジ』をかけているということが出来るでしょう。

レバレッジをかける効果

レバレッジの効果については自己資金では得られない大きなリターンを得られることが出来る点です。

FXと株の信用取引の効果

例えばFXを例に説明してみましょう。

FXで100万円の自己資金で、100万円分のドルを購入したとしましょう。

ドルが100円⇒110円のように10%もドル高円安が進行しても、

たったの10万円しか儲けることが出来ません。

しかし、例えば100万円を証拠金に入れて1000万円分のドルを購入したとします。

同様にドル/円が100円⇒110円に10%ドル高円安になったとすると、

1000万円×10% = 100万円

となり、元手ベースでは100%の利益率となります。

FXのレバレッジの効果

企業の借入金の効果

企業の借入金は企業が資本金だけでは満足に事業活動が行えない場合や、

超成長産業では機械設備や従業員数の拡大を賄うことが出来ないので、

将来の大きな利益をつかむために銀行から借入金を行い賄うということもあります。

そのため、銀行の借入金を行っている企業はネガティブに見られがちですが、

寧ろ積極的に事業活動を行っている企業も多く存在し、

尚且つ税的にも支払金利を節税することが出来ます。

個人のローンの効果

個人のローンの項かとしては、今必要なものをお金がなくても使用できる点にあります。

家族も出来たし、自分たちの家が欲しい。

けど現在手持ちの金がないという方は、

銀行ローンを用いることによって今居住する家を購入することができます。

将来の自分が稼ぐお金を担保に、今使用したい価値を手に入れることが出来るというのが、

個人ローンのメリットであるということが出来るでしょう。

更にここからは若干上級者向けになるのですが、

今後日本で財政破綻を意識した強めのインフレが発生した場合に、

現在借りた借金の価値も同様に低下しますので、

寧ろ個人としては今のうちに借金をしておいたほうがいいと個人的には考えています。

 

レバレッジをかけるリスク

効果について見てきた上で、レバレッジをかけることによるリスクについて紹介していきたいと思います。

FXと信用取引のレバレッジをかけるリスク

効果の時と同様にFXを例に説明していきます。

確かに自分がベットした方向に為替レートが動けば、

大きな利益を獲得することが出来ます。

しかし、逆の方向に動いた場合は大きな損失を被ることになるのです。

100万円の証拠金を証券会社に差し入れて、

同じく1000万円分のドルを購入したとします。

効果の欄ではドルが10%上昇した場合について考えましたが、

逆に5%下落した場合について考えてみましょう。

1000万円の5%下落なので、損失は50万円となります。

すると自分の元本100万円ベースで考えると50万円の損失は50%の損失になります。

レバレッジをかけた場合の損失

ここで重要なのが100万円⇒50万円に資金が減ってしまった場合、

同じく50万円⇒100万円として、元本を回復させるには

50%の利益ではなく100%の利益を追求しなければいけません。

損失の挽回の難しさ

レバレッジをかけたことにより大きく発生した損失を挽回するのは、

大変難しく、焦って更に利回りの高い商品にてを出して大きな損失をこうむる

という負の連鎖を起こしかねないということを十分理解しておいたほうがよいでしょう。

企業による借入金のレバレッジのリスク

借入金を行うことによって資本金だけで経営を行うよりも、

ダイナミックな経営を行うことができますが、

利益を出すことが出来ず、借入金の支払金利すら払えなくなると、

当然倒産してしまいます。

また倒産までいかずとも、借入金の支払金利が利益に対して大きいレベルになると、

株主還元や新規投資に回すお金を工面することが出来ず、

結果として株価が大きく下落してしまうというリスクを抱えています。

借入金が収益を圧迫する図

また株式で信用取引を行い、更に借入金比率が高い企業に投資を行えば、

掛け算で二重でレバレッジをかけているということも頭に入れておく必要があるでしょう。

個人のローンのリスク

個人のローンについても現在は低金利なので比較的影響は少ないと思いますが、

支払金利によって家計収益が圧迫することも考えられます。

ただ効果の欄で申し上げた通り、インフレが発生する確度が高いことを考えると、

ローンは寧ろ早めに低金利の内におこなっておいたほうがよいでしょう。

総括とレバレッジをかけずに大きく儲ける投資先

金融におけるレバレッジは自分が持っている資金より、大きな資金を動かすことです。

種類としては、他にもありますが代表的なものに以下が挙げられます。

  • FXや株のレバレッジ取引
  • 企業の借入金によるレバレッジ
  • 個人のローンによるレバレッジ

FXや株のレバレッジは大きな利益を獲得できる可能性がある反面、

場合によっては取り返しのつかない損失が発生することもあります。

企業の借入金はネガティブに見られがちですが、適切な範囲の借入は、

業容拡大を行う意欲ともとれるので、どのような理由で借入金を行っているかを、

精査する必要があります。

過剰な借入金を行っていた場合は経営が財務ひっ迫による倒産。

倒産にいたらずとも利益の支払利息による圧迫により株価の下落の可能性が考えられます。

レバレッジはおそらく大きな利益を獲得する為に、

皆さんが手をつけるものであると思いますが、レバレッジに手を出さずとも

私が投資しているバングラデシュ不動産のように、

理論的に考えて比較的安全に数年で何倍もの利益を獲得することが出来る投資先も存在しています。

レバレッジなしで大きな利益を獲得することが出来る可能性の高い投資先を以下ランキング形式で纏めておりますので参考にしてみて下さい!

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