「2000万円」
という金額は大きな資産ですよね。
2000万円とは、世の中的に見たら、どのようなお金なのでしょうか?
以下は厚生労働省の国民生活基礎調査のデータです。
最初の項目の「貯蓄額階級」を見てみると「2000-3000万円」の貯金があるのは全世帯の6.3%に過ぎず、
例えばあなたが30代中盤ほどのサラリーマンの場合、
かなり効率よく貯蓄を進めてきたと考えても良いでしょう。
引用:厚労省
全世帯の6.3%ということは、
もしあなたがすでに2000万円以上の資産を持っているのであれば、
100人に6人、
50人に3人、
の割合に入る国民(or世帯)に属しているということです。
「2000万円の貯金があったら何をする?自己投資・定期預金・投資信託?」という記事でも触れていますが、
稼いだお金をブランド物や高級食など簡単に消費に回したり、
あまり深く考えずに定期預金したり、
儲からない投資信託で運用するのはとても勿体無い金額です。
この記事では老後を考えて、
「2000万円を出来る限り安全性を高めながら資産を大きく育てる資産運用方法」
「なお且つ来るべき日本の財政破綻に耐えうる投資手法」
という『攻守』併せ持った手法を、
今現在2018年時点で2000万円を保有している方向けに解説していきたいと思います。
まずは一気におすすめの投資先と、おすすめのポートフォリオ例を紹介していきます。
Contents
2018年時点で資産2000万円のおすすめの投資先

まずは、一気に2018年時点で2000万円を運用する際の、
おすすめの投資先を紹介していきたいと思います。
なぜこの投資先なのか?
という点に関しましてはポートフォリオ例の後にじっくり解説します。
ひとまず大まかに紹介するとおすすめ投資先は、
- 経済成長著しい大きなキャピタルゲインが狙え手間も掛からない新興国不動産
- まとまった資産を年利回り10%と安定的に資産を育てることができる国内ヘッジファンド
- 世界経済の成長を享受できるセゾン投信
の3つです。
それでは以下ではそれぞれ詳細に解説していきたいと思います。
1) 今後の成長が魅力的な「新興国不動産」。いよいよ経済成長が加速する今が最大の投資機会

経済成長著しい新興国不動産が、今回の肝で今現在2018年という時流にのった投資先です。
私が今おすすめしたいのは私自身も投資している「バングラデシュ不動産」です。
やはりまず一番大きいのは「キャピタルゲイン」であり、
「時流に乗った」今まさに上昇する不動産投資を行えば数年で数倍に跳ね上がる投資先です。
不動産価格が暴騰した「日本の高度経済成長期初期・1960年代」の経済レベルと同じ水準で、
今飛ぶ鳥を落とす勢いで発展しているバングラデシュなのです。
→ バングラデシュ首都ダッカの現在を日本の1960年代と比較&考察
さらに、
バングラデシュは新興国の中では珍しく「土地そのもの」に投資することが出来るという魅力があります。
バングラデシュの本当に魅力的な土地に投資をすることが出来れば「3年~5年」で「4倍~8倍」、上手くいけば10倍以上の利益を獲得することが出来ます。
またバングラデシュのような「国内需要(=内需)中心」の成長をしている国では、
たとえリーマンショクのような世界危機が発生したとしても5%以上の成長を維持することが可能なため、
危機発生時の体制も強いという強みもあります。
→ バングラデシュ不動産・首都ダッカへの海外投資の魅力を徹底解説
→ バングラデシュにGS・JPモルガン注目・世界有数の成長国への投資
そして、バングラデシュの「土地」を所有することになりますので、
概ねドルと同じ動きをするバングラデシュタカ建の資産を保有することが出来ます。
私がおすすめできる点として、日本にいながら海外不動産投資であるにも関わらず、
わずか「100万円」から投資できる手軽さにあります。
海外不動産といえば、
コンドミニアムの購入で安くて700万円程度、
高ければ2000万円~3000万円、
という規模での投資となるイメージがあります。
しかし、私のバングラデシュ不動産投資を任せているTop Field Japanでは、
「100万円」
から投資可能、
100万円以上からは、
「10万円単位」
で投資額を調整することが出来ます。
↓↓↓
➡︎ バングラデシュ不動産を煩雑な処理なしで投資実行する唯一の方法を紹介~必見の海外不動産セミナー~
➡︎ TopFieldJapan選別地区・バングラデシュ不動産投資事例
100万円から投資できるということは、
2000万円の中から自分のリスク許容度に合わせて投資する割合を調整することが出来るということを意味します。
仮に500万円を投資して、4年後に6倍にすることが出来ると3000万円にすることが出来ます。
投資しなかった1500万円と合わせると4500万円ですね。
4年間で2000万円⇒4500万円とすることが出来るので、十分にブーストに適した運用先であるということが出来ます。
バングラデシュ不動産に関してはよりわかりやすく投資先ランキングで解説していますので参考にしてみてください。
2) 資産を安全に守りながら安定的なリターンを出す国内ヘッジファンド

次におすすめしたいのは、
バングラデシュで大きく稼いだ金額を安定的に平均10%の運用が見込める日本国内のヘッジファンドへの投資です。
すでにまとまった資産のある方はヘッジファンドを直接検討しても良いでしょう。
➡︎ ヘッジファンド・おすすめ投資先ランキングを紹介~日本人一流ファンドマネージャーによる運用~
私が資産を長期に預け入れており、投資先としておすすめするのは国内ヘッジファンド・BMキャピタルです。
バフェットの師ベンジャミン・グレアムによって開発されたバリュー株投資を改良して運用し、
年率10%程度の運用を運用開始以来5年以上続け資産運用額も40憶円以上となっています。
このファンドの特徴はバリュー株投資を行っているのでチャイナショックやBrexit、
直近の話でいえば、
2018年最初の四半期の日経平均が10%近く落ちた局面も全くの無傷で運用を乗り切っており、
半年スパンでただの1度もマイナス運用となったことがないのです。
大きく育てた資産を、
安定的に、
長期で、
複利効果で増やしていきたい方にはおすすめのファンドです。
さらに具体的に説明をすると、
BMキャピタルのファンドマネジャーは私が東大時代の株式投資サークルの非常に優秀な後輩が卒業後外資系金融機関を経て立ち上げた信頼のできるヘッジファンドで、
運用方針は日本株の「バリュー株投資」となりますが、
一般的なバリュー株投資信託のように単に低いPER、PBRであるという理由で銘柄を選定するわけではなく、
BMキャピタルではベンジャミングレアムが開発した、
元祖バリュー株投資を「さらに」発展させた形で企業の財務諸表を隈なく分析して、
下落リスクが低い、
安全地帯に存在する優良企業に厳選投資をおこなっています。
➡︎ ネットネット株の探し方・ベンジャミングレアム投資手法・正味流動資産とは
このバリュー株投資の手法は歴史的にも下落リスクが低いだけではなく、
運用でも高い成績を残すことが可能であることが証明されております。
加えて、BMキャピタルは投資を行った企業に対して投資して終わりではなく、
投資先の企業の経営者に対してBMキャピタルが他に投資している先を販売先・仕入先として紹介してシナジー効果を発揮したり、
自社株買や増配を要求することにより、
企業価値、すなわち投資家へのリターンが高くなる「株式価値」を上昇させる施策を要請し能動的な活動をしています。
その結果として、
運用開始後年間は当然のこととして、
半年ベースでマイナスの成績をだしたことはなく、
毎年平均10%以上にリターンを叩き出すという驚異の成績を収めています。
↓↓↓
➡︎ BMキャピタルの運用成績・利回り結果について徹底解説(標準偏差とシャープ・レシオ)
株式の下落リスクを最小限に抑えながら、
着実に、かつ安全に資産を形成していきたい、
という方にとっては非常に安心のできる投資先といえるでしょう。
ロックアップ期間(投資額が引き出せない期間)は通常、
海外のヘッジファンドであれば1年が設定されていますが、
BMキャピタルの場合は四半期毎に解約ができるという点も安心感があります。
最低出資金額は1000万円〜となっていますが、
相談すればそれ以下の金額でも投資を受け入れているみたいなので、
まずは直接問い合わせを行い相談してみるとよいかと思います。
↓↓↓
➡︎ 【国内ヘッジファンド】BMキャピタルの運用手法・利回り・評判を長期投資家目線で徹底解剖
3) セゾン投信(資産形成の達人ファンド)
最後に、先程のバングラデシュ不動産は最初の段階で資産を飛躍的に増加させるための投資先ですが、
人によっては安定的な運用を行いたいという方も多いと思います。
そんな方におすすめなのは世界経済の成長を享受できるセゾン投信です。
大きく資産を増やしたい人はバングラデシュ不動産に投下する割合を大きくして、
地道に資産を増やしたい方はセゾン投信の割合を多くするという風に柔軟に組み立てていただければと思います。
→ セゾン資産形成の達人ファンドを解説・老後に向けたお手軽長期投資
ただし、世界経済の影響を大きく受けるため、
金融危機発生時には大きく資産価格を下落する可能性があることは留意しなければいけません。
2000万円を資産運用で最速で1億4000万円を達成するポートフォリオの例
ここまで有望な投資先を紹介してきましたが、
2000万円を運用して目標の1億4000万円を達成する為の、
プランを紹介したいと思います。
《初年度》
1000万円:バングラデシュ不動産(3~5年で4倍~8倍)
1000万円:BMキャピタル(年率10%)
上記のように分散投資し、
遅くとも5年後にバングラデシュ不動産が平均成績6倍になり売却した場合以下のようになります。
現金: 6000万円
+BMキャピタル: 1610万円(年率10%運用)
計:7,610万円
になります。
ここで現金6000万円をBMキャピタルに投資を行えば、
BMキャピタル:7610万円(年率10%運用)
となるので、ここからさらに7年間運用をすると、
1億4830万円となり、
と運用開始から12年で2000万円を運用して1億4000万円を達成することが出来ます。
あくまで一例ですが、2000万円を資産運用する際に参考にして頂ければと思います。
それでは、なぜこのような投資先をおすすめするに至ったのか?
そもそもなぜ1億4000万円を目指すのかも併せて、
ここからはじっくり解説していきたいと思います。
老後に向けて必要な資産を築く

まず資産運用を行うにあたっては「目標」を設定しなければいけません。
多くの人がこれは理解していますが、面倒くさいですよね。
しかし必要なのです。
面倒くさいでは片付けられない事実をまだあまりわかっていないことが要因なのかもしれません。
今回はまず、恐らく誰もが直面することとなる「老後の生活費が足りなくなる恐怖」について少し解説したいと思います。
以前老後に必要な資産を検証しましたが、
→ 老後の生活に必要な資産は?~マクロ経済スライドで年金が減額される未来
今後インフレが発生すること、年金の金額が少なくなること、
平均寿命が延びることを勘案すると保守的に見積もって定年退職時に1億4000万円程の資産が必要であることを検証しました。
「多すぎないか?」
「1億・・・?」
と思うかもしれませんが、
老後の生活については予測不能な点が大きいため最も保守的に考える必要があります。
簡単に1億4000万円の内訳を説明すると、
30万円(生活費/月)×12ヵ月×40年(60歳~100歳) = 1億4400万円
これに「医療費」「葬儀費用」「介護費」「冠婚葬祭費用」「マイホーム修繕費」も掛かってきますが、
今回はこの1億4000万円という資産を構築することを目標に、
2000万円を運用する際に必要な考え方を理解していきましょう。
資産運用で必要な考え方・必要性を徹底的に理解

資産運用を行う上で、最初に理解しておかなければならない点があります。
それは「無意味な資産運用をしない」ということです。
資産運用は時間が経てば経つほど効果を発揮しますので、できるだけ無意味な資産運用をしてしまう時間を省く必要があります。
時は金なり、という言葉は真理だなと思う次第です。
例えば、大手の金融機関の営業社員は積極的に様々な資産運用を提案しますが、
本当にその方法があなたの資産を運用するに当たり、
適切なものであるかどうかの保証はありません。
特に、投資信託に関しては公募でお金を集めれば集めるほど手数料で儲けを得るビジネスであり、
運用成果はそこまで重視されず、実際に成績もよくありません。
この場合、あなたの資産を使って大手金融機関が得をしている構造になってしまいます。
この点は詳しく以下の記事で説明しています。
→ 『機会損失注意』投資信託・ヘッジファンド成功報酬型手数料を比較
あなたの資産は、確実にあなた自身にリターンがあるものでなくてはなりません。
正確に自分にリターンのある資産運用方法を選べるようになりましょう。
そのためには、
- 複利効果
- 初期の資産構築
- まとまった資金の安全運用
と、上記3つの重要性を最初に理解しておくことが大切です。
では、それぞれ詳細に解説していきます。
1) 複利効果の偉大さを把握しよう

まず資産運用の基本である複利効果の力を借りるのは大前提です。
複利効果とは、
あのアインシュタインをして「人類最大の発見」と言わしめた偉大な効果で、
たとえ数%の運用成果でも毎年積み重ねることに爆発的に増加していく事象を指します。
つまり、
複利効果を最大限に活かすには「利回りの高い」商品を徹底的に選ぶ必要があります。

最もこの複利効果を実感していただくために、
米国の1802年に1USDを株・債券・国債・金・現金に投下した場合の2013年時点(下軸の一番右)での価値をご覧ください。
株 :Stocks
債券:Bonds
国債:Bills
金 :Gold
現金:Dollar
このグラフは「対数グラフ」といわれる特徴的なもので、
左軸の数値が1目盛10倍ずつ増えていっており、
毎年一定のペースで資産が成長していけば「直線的に」増加していくグラフになります。
左上の各資産のパーセンテージは平均の年率を示しており、
株は年平均6.7%で成長していっていることを表しています。
株 :Stocks ⏩ 6.7% ($930,550)
債券:Bonds ⏩ 3.5% ($1,505)
国債:Bills ⏩ 2.7% ($278)
金 :Golds ⏩ 0.6% ($3.21)
現金:Dollar ⏩ -1.4%($0.052)
上記を見てみると年率6.7%で成長する株は2013年時点でなんと$930,550に成長しており、
2位の債券は年率3.5%で成長しているにも関わらず$1,505と大きな差となっています。
債券は年率でみると3.2%なのに200年以上ともなってくると「600倍」の差となってくるのです。
如何にパーセンテージが大きい資産に投資をすると複利効果が大きな力を持っているかをご理解いただけたかと思います。
株の利回りを理解して投資した人と、
債券を選んだ人との間で資産が600倍異なるのです。
では年率5%と10%で2000万円を運用できた場合の資産の伸びを示したのが以下となります。

2000万円を毎年10%で運用できれば20年後には1億4000万円の資産を構築することが出来ます。
2) 最初に資産を大きく育てる有効性

複利効果の偉大さについて確認した上で、
年率10%で2000万円を運用できたとしても20年もかかる、
もう少し早く目標額を達成しアーリーリタイアしたいと思いますよね。
20年ひたすら待つのでは夢がありません。
私がおすすめしたいのは、
まず最初に2000万円を大きく増やした上で、
その後、その大きな資産で安定的な運用を行う、
という方法です。
例えば今後5年で、
「2000万円」を3倍の「6000万円」にした後、
「5%」と「10%」で運用した場合を考えてみましょう。

「10%」で運用した場合は12年目で1億4000万円を達成し、
「5%」で運用した場合は20年目には1億4000万円を上回ることが出来ます。
ですが、3年で3倍になるような方法なんて実際にあるのか?
と疑問に思われるかもしれません。
仮想通貨などの「博打・投機」とは異なる確かな「資産運用」で目標額を実現する方法を今回は「おすすめ投資先」で紹介します。
むすび
以上、[【2000万円資産運用 】おすすめの海外投資を組み合わせ資産を育てる方法]でした。
保守的に算定して老後に必要な資産である「1億4000万円」を構築するためには、
複利の効果を利用するのは絶対条件ですが、
最初に資産を大きく増やすことで複利効果を増幅することが重要です。
また今後可能性が高まる日本の財政破綻に備えるために、
海外資産を保有して資産を逃避させるとともに通貨分散を行いインフレに備える必要があります。
現時点2018年で最もおすすめでき短期的に大きな値上が益(3~5年で4倍~8倍)を見込めるのはバングラデシュ不動産となり、
最初に大きく資産を増やした後は、
資産を国外に逃避することが出来る海外ファンドで安定的に運用を行い大きな資産を構築していきましょう。
以下のランキングでは上記情報も含めた投資先の比較も容易に理解できるよう解説していますので覗いてみてくださいね。
そのほか金額別に資産運用の解説もしていますので、参考にしてみてください。
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