会社員であれば早い人で30歳前半、
もしくは40代あたりで、貯金額「1000万円」を達成する頃でしょうか。
この頃から、私自身も同僚との会話は資産運用の話が多くなりました。
恐らく「1000万円」という金額は、本格的に老後に向けての資産運用を考え出す1つの基準なのだと思います。
しかし、世の中には資産運用をする方法が溢れすぎており何が正解なのかわからず混乱してしまいませんか?
調べれば調べるほど、何に投資をするべきかよくわからなくなります。
金融商品を販売する営業マンの営業トークを信じきってしまいそうです。
だって普段の仕事で疲れているし、ぶっちゃけると面倒くさいから。
しかし今回は1000万円の貯金は運用するべきなのか?
資産運用するとしたらどこがおすすめなのか?
という方に向けて、徹底的にわかりやすく資産運用の必要性をお伝えした上で
2019年現在管理人が自信をもっておすすめできる資産運用先を紹介していきたいと思います。
1000万円のおすすめ運用先
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金額問わず総合的におすすめできる投資先についてはランキングも作成しています。
とにかく有望な運用先を早く知りたい。
1記事読んでいる時間なんて忙しくて無い。
という方は私が作成しているランキングを参考にしてみてくださいね。
Contents
1000万円のおすすめの投資先①:国内株安全投資のBMキャピタル

収益性:★★★★☆
(投資家ベース年率5%~15%)
安全性:★★★★★
(理論的に下落余地を最大限ミニマイズ)
手軽さ:★★☆☆☆
(1000万円から投資可能)
流動性:★★★★☆
(四半期毎に解約可能)
保全性:★★★★★
(海外資産の為、財政破綻・預金封鎖・資産課税を回避可能)
【BMキャピタルの魅力】
これは1,000万円を資産運用する際に考えることで紹介した10%の長期的な運用に最も適した選択肢です。
日本の財政破綻による、預金封鎖・資産課税を回避することが出来るだけでなく、その間に資産が増え続けるという安定的な投資先としては持ってこいの投資先です。
バングラデシュ不動産で大きく増えた資産を、ヘッジファンドに投下すれば長期的な資産形成には最適な選択肢といえるでしょう。
■そもそもヘッジファンド(私募ファンド)とは?
ヘッジファンドは海外の富裕層や機関投資家を中心に選好されています。
市場平均と連動しない運用で「どんな状況であっても」利益を追求する絶対利益追求型のファンドです。
投資信託が公募ファンドであることに対して、ヘッジファンドは私募ファンドと呼ばれるファンドです。
金融機関の窓口やネット証券で宣伝することはできませんが、その分自由な運用を行うことが出来るのです。
富裕層がヘッジファンドに投資するのは何を隠そう最も高いリターンを実現しているからです。

上記はMorning Starが纏めているヘッジファンドのリターンなのですが、市場平均に対して高いリターンを実現していることが分かります。
■ヘッジファンドの戦略:本格的バリュー株
私はデリバティブやレバレッジを使った運用は好きではありません。
これらを用いれば確かに大きな利益を追求することは出来るかもしれませんが、反対に大きなマイナスになる可能性も秘めています。
確実な資産運用に必要なのは5%~10%といった地味な運用成績でもマイナスを出さないことが肝要です。
例えば1000万円を投下して▲50%の結果を出したとします。
すると500万円まで減少しますね。
ここから元の1000万円に復活するためには+50%では750万円にしかならず+100%の成績を出す必要があるのです。
マイナスの運用成績を出さないためにおすすめできるのが「バリュー株投資」です。
よくバリュー株投資というと低PERや低PBRの銘柄に投資をする手法を思い浮かべる方もいらっしゃると思います。
確かに投資信託でバリュー株投資を謳っている商品は低PER・低PBR投資を行っています。
しかしBMキャピタルが行うバリュー株投資はあのバフェットの氏であるベンジャミン・グレアム氏によって提唱された歴史のある手法です。

ただ単に低PERや低PBRへの投資というわけではありません。
バランスシートを精査することにより企業が保有する現金よりも低い価格で売られている株を投資対象にします。
ここからは少し理論的な話になりますので、興味のある方のみご覧いただければと思います。

上記は企業のバランスシートです。
左側が資産であり今後収益を発せさせる源泉です。
一方右側が負債で今後費用を発生させる源泉で主に借入金などがあります。
この左側の資産の中には、
- 現金
- 売掛金
- 受取手形
- 有価証券
のような現金並びに換金性の高い「現金同等物」と「それ以外の事業性資産」に分類されます。
事業性資産は商品や設備・建物・土地更にはのれん等の無形固定資産を指します。
しかし、これらの事業資産は本当にそれだけの価値があるか不明です。
商品も売れなければ価値は0ですし、設備も陳腐化していれば価値は0です。
そのため、ベンジャミングレアム流では保守的に現金性の資産のみに注目します。
現金性資産から総負債を差し引いたネット現金性資産が企業のお値段である「時価総額」よりも高ければ購入を検討するというものです。
もちろん、そこから収益性や経営者等もろもろの点を考慮して投資判断を下します。
上記の基準を満たす株は、例えるなら1万円の現金が入った「1万円の財布」が「8000円で売られている」という異常なバーゲンセール状態です。
上記のような状態で販売されているバーゲン株が値下がりする方が難しいことはよく分かると思います。
■その運用成績と投資手法
運用成績はバリュー株投資の長所を存分に生かし、創設以来5年以上が経過しておりますが半年ベースで1度もマイナスの運用成績を出したことはありません。
実際日経平均が20%近く下落した2018年度も手数料後の運用成績で損失なしという結果になっており下落耐性の高さは特筆するべきものがあります。
また市場上昇局面でも日経平均より良好な成績を残しています。
下落に強く上昇にも強いという運用成績となっているのです。
著名なヘッジファンドの最低投資金額は低いところで1億円、高いところで5億円と非常に敷居が高くなっています。
私の投資しているファンドは私の東大時代の後輩で当時から株式投資で大きな成果を出している優秀な人物によって運用されています。
元々ファンドマネージャーを知っていたということもあり私は創設時代から資産を預け入れています。
まだ創設から5年で規模は小さいですが安定した成績で資産規模は年々ウナギのぼりに上昇しています。
現段階だとヘッジファンドとしては珍しく1000万円からの出資(それ以下も応相談)を受け付けております。
興味のある方は以下公式ページよりお問い合わせいただければと思います。
1000万円のおすすめの投資先②:新興国株投資戦略(フロンティア・キャピタル)

収益性:★★★★★
(投資家ベース年率10%~20%)
安全性:★★★★☆
(割安な新興国株市場を更に厳選した割安市場に投資)
手軽さ:★★☆☆☆
(500万円から投資可能、それ以下は応相談)
流動性:★★★★☆
(四半期毎に解約可能)
保全性:★★★★★
(海外資産の為、財政破綻・預金封鎖・資産課税を回避可能)

フロンティア・キャピタルは2018年4月に立ち上げられた肝入りのファンドです。
そもそも新興国市場は以下のように経済レベルに対して割安に放置されています。
現在GDPは世界全体の40%を占めているにも関わらず、株式市場の時価総額はたった10%を占めるに留まっています。
そもそも割安な新興国の株式市場ですが、更にその中には異常なレベルで割安に放置されている国が点在しているのです。
中には時価総額が高い企業群でもPERが4倍~7倍という企業も存在しているのです。
日本のPERは現在歴史上最低の12倍台、
米国で26倍という水準なので非常に低いレベルなのです。
PERを簡単に分かりやすく説明します。
不動産を例に説明します。
例えば5000万円の不動産を購入したとします。
PERというのは何年で元本を回収できるかという数値で例えば家賃収入が200万円だとすると、
回収に5000万円÷200万円=25年間かかります。
PER4倍というのは年間家賃収入が1250万円ということです。
月の家賃が100万円以上取れることになります。
こんな物件あったら、まず間違いなく買いますよね。
このような市場を選定して大きな利益を獲得することを目指したファンドです。
ちなみに2018年4月~6月の成績が公表されフロンティアキャピタルは現地通貨建で16.6%という驚異的な成績を挙げています。
四半期で16.6%ということは、年率に直すと66.4%/年ということになりますね。

Coffee break:〜オルタナティブ投資の必要性〜

ここまで3つのおすすめ資産運用先を紹介してきました。
長い記事となりますので、ここで少し上記の不動産、ヘッジファンドが該当する「オルタナティブ投資」の必要性について少しCoffee breakです。
軽く流す程度で読んでください。
オルタナティブ(代替的)投資とは伝統的な「株式」や「債券」とは異なる動きをする投資先です。
オルタナティブ投資とは「ポートフォリオの安定性」「より大きなリターンを獲得可能」という観点から機関投資家や富裕層が好んで投資先として選んでいるものです。
実際に年率9%以上の投資成績を上げ続けている有名なHarvard大学基金もオルタナティブ投資を60%近く取り入れています。
引用:ハーバード大学基金
また、世界のCalPERS(カリフォルニア州職員退職年金基金)をはじめとした主要な年金機構もオルタナティブ投資を活用しております。
オルタナティブ投資の種類としては大きく分けて以下の種類があります。
- 不動産
- 商品投資(原油・金等)
- ヘッジファンド
- PEファンド
日銀がオルタナティブ投資に着目して研究を出しているのですが、
オルタナティブ投資は総じて高いリターンを実現しています。
上記で述べたバングラデシュ不動産やヘッジファンドはまさに世界でも積極的に投資実行されているポートフォリオの安定性、より大きなリターンを獲得できる先である分野の投資となります。
1000万円のおすすめの投資先③:セゾン投信

収益性:★★★☆☆
(世界の市場平均を少し上回る)
安全性:★★★☆☆
(割安な新興国株市場を更に厳選した割安市場に投資)
手軽さ:★★★★★
(10万円から投資可能)
流動性:★★★★★
(いつでも解約可能)
保全性:★★☆☆☆
(国内投資の為、財政破綻・預金封鎖・資産課税の影響を受ける)
今までのおすすめ投資先が市場平均に連動しないオルタナティブ投資でありました。
しかし、セゾン投信は真っ向からの株式投資手法です。
セゾン投信は世界の時価総額におおむね連動した国の比率で投資を行い、世界の時価総額の上昇をそのまま取ろうという運用を行っており長期的な運用には適しています。


弱点としては世界の景気をもろに影響を受けるため、リーマンショックのような危機に脆弱という欠点があります。
リーマンショック時も半分に資産価格を減らしており、直近のチャイナショックでも価格を落としています。
おおむねダウ平均と同じ動きとなっています。
しかし株式市場は過去200年で平均6%の成績を積み重ねているので長期的な投資によって大きな資産を形成することが出来ます。
ただ、セゾン投信は国内投資であるために預金封鎖・資産課税の対象となってしまうという点はご留意頂ければと思います。
今まで紹介してきた投資に比べると、最低投資金額が低く、いつでも解約可能というメリットもあります。
興味のある方はTopPageランキングの公式ページから資料を請求してみてはいかがでしょうか。
1000万円のおすすめの投資先④:米国債
収益性:★★☆☆☆
世界の市場平均を少し上回る
安全性:★★★★★
債権投資であるため満期保有で元本は保証されている
手軽さ:★★★★★
1万円から投資可能
流動性:★★★★★
いつでも解約可能
保全性:★★☆☆☆
国内投資の為、財政破綻・預金封鎖・資産課税の影響を受ける
次もオルタナティブ投資ではない伝統的な資産である債券投資です。
債権投資は満期まで保有すれば元本は保証されています。
直近利下げを行いましたが米国の金利は先進国最高水準で、社債と国債を組み合わせることにより3%程度の利回りが保証されています。
引用:外国債券
また米ドル建債権ということになるので、通貨分散をすることが出来るので日本の財政破綻時の円安によりインフレを回避することが出来ます。
しかし、国内資産であるため預金封鎖や資産課税を免れることはできないという欠点はあります。
1000万円を運用するにあたり「資産運用」を行う必要性をきっちり理解〜なぜ貯金だけではダメなのか?〜

今まで1000万円を資産運用する際におすすめの投資先を5つ紹介してきました。
大事な資産である1000万円をなぜ運用しなければならないのか?
貯金ではダメなのか?
資産運用をあまり経験したことがない人は上記のように考えるのではないでしょうか?
貯金ではダメな理由はシンプルに、著しく銀行の預金金利が低いからです。
例えば、1000万円を都市銀行(三菱UFJなど)に預け、今後どれくらい増えていくのかを見てみましょう。
ちなみに現在預金金利は0.01%です。

都市銀行に1000万円を預金し続けることにより、
上記のように30年かけて29,000円のリターンしかありません。
1年あたり1000円、月あたり84円、1日あたり0.2円しか資産を増やすことができないのです。
これだけで如何に貯金だけしていては資産は増えていかず適切な運用が必要であることがよくわかります。
しかし、1000万円を資産運用するといっても、
「定期預金」(0.2%程度の利回り)などの著しく利回りが低い金融商品での投資は、絶対におすすめできないという点を簡単に確認していきたいと思います。
他の記事にも資産運用の必要性について詳しくまとめておりますが、
この記事でもわかりやすく要約してお伝えします。
資産運用の必要性を6つの観点から解説・なぜ貯蓄から投資への転換が必要なのか?
【目次】
■会社員の「所得(=労働)収入の限界」と資産運用における「投資効率の高さ」日本人の所得はもう上昇しない?
会社員の方は特に理解しておかなければならないのは「労働」による所得は今後も上昇していかないということです。
以下の図は、過去からの日本人の所得収入の変移(平成16年度〜)です。
日本人の所得収入は世界的にも稀な、バブル崩壊以降20年、以下ではここ10年だけでも会社員の平均所得は上昇していないことを示しています。
私は中国・英国に駐在経験、また東南アジア、南米などに数々の出張経験があります。
しかし給料がここまで上昇しない国などありませんでした。
同じ先進国である英国でも上昇していることを考えると日本は深刻です。
日本の企業収益は上昇しているのに対して、労働者への賃金の支払い率である「労働分配率」は低下の一途を辿っています。
2000年の70%から現在は60%にまで低下しています。
所得(=労働)収入だけでは十分な資産を築くことが出来ないのです。
加えて所得が高くなっても、累進課税で高額納税となります。
会社に雇われて仕事をしている限りは、他の人とは所得に大きく差が出ないような仕組みの中に私たち会社員はいるのです。

そのため、自分を労働収入だけに頼る「使用人」から、
資産を保有し運用する「資産家」(代わりに働いてくれる分身を作る)への道を切り開くことが、日本社会では大きな資産を築く唯一の方法なのです。
資産運用をすることで労働収入だけに頼る人生から、早期に脱却する必要があります。
ここまでで、
- 労働収入からの脱却
- 資産を着実に育てる
という2つの観点から適切な資産運用が必要になってくるのです。
1000万円を資産運用する際に考えること〜投資元本を増やす必要性〜

それでは1000万円、というより「資産運用」する際に必要となる考え方について整理していきます。
端的にいえば大切なことは、
- 明確な目標を持ち、
- 資産運用の具体的な計画を立てる。
に集約されます。
当たり前といえば当たり前ですが、なかなかできている人は少ないものです。
ではどのように目標を設定していくのかを考えていきましょう。
【目次】
■目標設定:1000万円を資産運用して何年でいくらを目指す?
まず資産運用を行う際に重要なのは目標を持つことです。
あなたは今保有している1000万円の資産を、何年で、いくらまで増やす?
などの明確な目標を持っていますでしょうか?
恐らく大きな目標というのは、
我々35歳以上の世代の下の世代である「ゆとり世代」(結構今の若い世代は優秀だと思うのです)の若い人たちは、
早く資産を構築して会社を辞めて自由な生活を送りたいという「アーリーリタイア」を目標として設定します。
我々より上の世代である40代以上の方は、今後迫りくる「老後に備えて」十分な資産を築いておきたいという気持ちが大きいと思います。
私自身は老後の安定資産を築いた後、会社を辞めて趣味に没頭したいという気持ちが強いです。
老後の備えを盤石にした後、アーリーリタイアできるくらいの十分な資産が欲しいということです。
目標設定は人それぞれだと思いますが、私自身が安定した老後を送るために全てを保守的に見積もると、
「1億4000万円」が必要であるという算定結果となりました。
未来は常に不確定で、誰にも将来は読めません。
100歳まで生きて、
大病を患い、
インフレが発生し、
年金も減額される、
と保守的に算定した結果ですが、結構合理的な金額だと思います。
1億4000万円の計算は以下で詳しく書いていますので参考にしてみてくださいね。
→老後の生活に必要な資産は1億円で十分? -マクロ経済スライドで年金が減額される未来-
■運用計画:1000万円を如何に資産運用していくか? (5-10%の利回りで複利効果を活用)

何年で、いくらまで増やすかの目標を定めたら、あとは必要な利回りを計算します。
多くの人が大きな資産を築くには、やはり20%は必要だろう、もしくは30%?
そんな運用先ないよな・・・。と頭を抱え、資産運用自体を放棄してしまう例を私は見てきました。
しかし、実際には毎年5%~10%の資産運用でも「複利効果」で大きな資産を築くことができるのです。
中学時代に指数を学んだかと思いますが、
2²=4、
2³=8、
2⁴=16、
と飛躍的な数字の上昇を思い出してみましょう。
この「複利効果」はアインシュタインをして人類最大の発見と言わしめた効果なのです。

例えば、1000万円を「5%」(ブルー)と「10%」(オレンジ)で資産運用した場合の資産の増幅は以下のようになります。

「10%」(オレンジ)で25年運用すれば1億円、28年後に私の目標である「1億4000万円」に到達します。
複利効果の凄さを実感できたと思いますが、もっと早く資産を構築出来ないか?
1000万円という大金を資産運用しているのにそんなに時間がかかるのか?
と思ってしまいますよね。
28年はさすがに気の遠くなる長さです。
さらに早く資産構築するために、「さらに高い」利回りで運用しようと考えてしまうところですが、
あの投資の王様バフェットですら「平均運用成績」は20%近辺なので、
20%以上、若しくはバフェットの利回り水準を目標とするのは現実的ではなく、
やはり一般投資家は「5~10%」を目指すのが現実的な線です。
実際に1802年からの米国の株式市場の平均利回りが「6.7%」であるため、5%~10%というのは現実的で堅実な線です。
むしろ、資産運用で本当に重要なのは可能な限り「マイナス」の成績を出さないことです。
■資産構築をより早める方法①:「追加投資」で燃料を追加
まず1つ目は非常に単純な方法です。
1000万円の資産運用だけでは大きな資産を短期で築くのは難しいので、
毎年100万円ずつでも追加投資に回していく方法です。燃料を毎年追加していくわけですね。
毎年100万円運用を行った場合、
5%でも30年後に1億円、
10%では18年目に1億円に到達することが出来ます。
普通に10%利回りで1000万円を運用するよりも10年も短縮できました。

■資産構築を早める方法②:投資元本を大きくした上で安定運用を実行
そもそもそれは不可能なのではないか?と懐疑的になるかもしれませんが、
例えば時流に乗った投資を行い、5年で資産が4倍(1000万円→4000万円)になる投資先でブーストさせた後、
5%~10%で運用した場合はどうなるでしょうか。

10%で運用すれば「14年後」に1億円を達成することが出来ます。
冒頭で述べた通りそんなブーストできる手段なんて存在しない、
1000万円あっても資産運用ですぐには資産を大きくするのは厳しい、
と思いますよね。
新興国の株式や不動産に投資する方法もありますが、やはり追加投資で燃料を投下し複利で運用していくのが安全で堅実だと思います。
- 資産運用を行う上で明確な目標を持ち、計画を立て、必要利回りを計算する。
- 毎年5%~10%の資産運用でも複利効果で大きな資産を築くことができる。
- 最も資産運用で重要なのはマイナスの成績を出さないこと。
- 資産構築短縮化には「追加投資」初期にリターン最大化し元本強化の上で安定運用すること。
むすび
今までの説明してきた点を最後に纏めさせていただきたいと思います。
[1000万円を貯めたあなたが資産運用をする必要性]
上昇しない日本人の給与 |
資産運用による利益は給与の上昇率を大きく上回る |
今後日本が財政破綻した場合のインフレに備える |
預金封鎖と資産課税に備えるための海外資産投資が必要 |
[1000万円を資産運用する際の考え方]
前提として複利効果を味方につける |
速度を速めるため毎年追加投資を行う |
最初に資産を大きく増やしてスタートダッシュをする |
増やした後は5%~10%の運用を目指す |
安定運用・高いリターンにはオルタナティブ投資が有効 |
[1000万円のおすすめ投資先]
バリュー株海外ファンド:5%~10%は安定長期投資且つ海外投資(+資産課税回避) |
海外新興国株ファンド :10%~20%の利回りを狙う海外投資(+資産課税回避) |
セゾン資産形成の達人 :世界経済の成長に賭ける独立系投資信託 |
米国債投資(楽天証券):リスク回避選好の選択肢(リターンは限定的) |
私は以下の比率で、ポートフォリオを組むのが良いかと思っています。
BM Capital | 30% |
フロンティアキャピタル | 15% |
セゾン投信 | 15% |
米国債 | 5% |
個別株 | 15% |
現金 | 20% |
まずは投資元本を増やしていき、安定的な収入を継続して確保していきましょう。
資産額別の資産運用の方法についてもランキングを含め、特集していますのでそちらも覗いてみてくださいね。
- 海外ヘッジファンド・おすすめ投資先ランキングを紹介~日本人一流ファンドマネージャーによる運用~
- Frontier Capital(フロンティア・キャピタル) 新興国株投資ファンドを分析する
- 1000万円以上の資産があったら投資信託で運用するべきか?
- 1000万円を保険で資産運用しようと考えている方に知っておいていただきたいこと
- 1000万円を元本保証で運用すると結果的に貧しくなる?
- 2000万円の貯金があったら何をする?自己投資・定期預金・投資信託?
- 2000万円資産運用~おすすめの海外投資を食い合わせ大きく増やす方法を紹介する~
- 金融資産3000万円で「リタイア」は可能?セミリタイアは可能か?
- 3000万円資産運用~海外投資で安全に且つ最速で1億円にする方法~
- 5000万円を貯金するのは難しい??-投資を活用し早期に資産を形成する-
- 5000万円あったらセミリタイア出来るのかを検証する
- 5000万円資産運用~海外オルタナティブ投資で安全性を確保しながら資産を大きく増やす
バングラデシュ不動産凄い斬新で参考になりました!
為替によると思うのですが、不動産価格が4倍から8倍になるという根拠は記事で書かれたもの以外ありますか?
コメント頂き有難うございます。
上記で紹介しました経済成長・人口密度・法規制に加えて、実際Top Field Japanが投資を行っている開発地域の真横の完成した町の地価が、開発中の土地の6倍になっていることが根拠として挙げられます。
為替の影響はありますが、4倍~8倍は狙える投資先です。より詳しくは同社のセミナーに参加されて詳しい話を伺って頂ければと思います。