元本保証投資

元本保証の投資信託は存在するのか?国債・公社債とその利回りは?

元本保証の投資信託は存在するのか?国債・公社債とその利回りは?

 

元本保証の資産運用先を探している人は日本には本当に多いです。

実際に資産運用の相談を人から受けると、

まずは投資信託で運用したい、

そして元本保証型が良い、

という内容がほとんどです。

しかし、果たして投資信託に元本保証型の商品などあるのでしょうか?

今回はその点を解説していきたいと思います。

元本保証の投資信託は存在しない

私が海外駐在している時に欧米などの外国人と資産運用の話をしていると、

彼らとの会話の中で元本保証の話は一切出てきませんでした。

元本保証は英語でいうと、「principal guaranteed」と言います。

この単語をほぼ聞いたことがありません。

しかし、日本に帰国して同僚などと資産運用の話になると、

決まって出る言葉が「元本保証」という言葉です。

そして、元本保証の投資信託を探しているという話題が本当に多いのです。

結論から申し上げると、元本保証の投資信託など存在しません。

しかし、元本保証に似た投資信託の金融商品であれば存在します。

元本保証に近い投資信託とは?

元本保証に近い投資信託と言えば、日本国債と社債の2つになります。

日本国債とは単純に日本という「国」に自分の資金を貸して、

その利息をもらうという、形としては定期預金に近いものがありますね。

社債も同様に自分の資金を貸し出して利息をもらいます。

銀行の定期預金は銀行に、国債は国に、社債は会社に、

と貸出先が異なるだけで、形としては特に違いはありません。

さて、定期預金は元本保証となりますが、

国債と社債は元本保証なのでしょうか?

実際は元本保証ではなく、非常に「ローリスク」な商品として認識するべきでしょう。

例えば、国債で元本割れが起きる可能性として、それは日本が破綻することであり、

社債で元本割れが起きる理由としてはその会社が倒産することを指します。

日本が破綻するよりも会社が倒産する方が可能性は高いので、

国債の方が安全な元本保証の資産運用先と言えるでしょう。

日本国債の利回りは?

国債のリターンは元本保証の性質に非常に近いこともあって、

リターンは非常に低いものとなります。

日本国債は年利回りは実はマイナスとなっています。

しかし個人向け日本国債は低利回りですが以下の利回りで保証されています。

個人向け国債利回り引用:現在募集中の個人向け国債・新窓販国債

一番高いもので満期10年で利回り0.07%ですが、

NOMURA-BPI総合で運用すれば以下の通りの利回りとなります。

NOMURA-BPI 総合

NOMURA-BPI 総合 説明

NOMURA-BPI(Bond Performance Index:ボンド・パフォーマンス・インデックス)シリーズ。 野村證券金融工学研究センターの提供する日本債券インデックス。

多くの投資信託のベンチマークとして利用されており、日本ではメジャーな日本債券インデックス。 日本で発行されている公募の確定利付き円建債を対象としており、日本の債券市場全体の動きを把握できる。

債権の種類別(総合、国債、地方債、政保債、金融債、事業債、円建外債、MBSなど)、および残存期間別の各インデックスを提供。 銘柄組み入れ基準として、残存額面10億円以上、残存期間1年以上、また事業債、円建外債、MBSおよびABSの場合、A格相当以上の格付としている。

引用:NOMURA-BPI 総合

10年の満期で2.1%ですから、かなりましな水準になっていますね。

米国債などの3-4%に比べると低いですが、元本が大方保証されている点では評価できるかもしれません。

気をつけなければならないのは、ここから信託報酬と、販売手数料が差し引かれるということです。

公社債の利回りは?

公社債を投資信託で購入するとして、

公社債投資信託が存在します。

MRF(普通預金に近い)、MMF(定期預金に近い)などが代表的です。

MRFとはマネーリザーブドファンドの略称であり、超短期債券で運用されています。

MMFはマネーマネジメントファンドと言い、

証券会社が販売している投資信託です。

その他にも外貨MMFという商品も存在し、海外の格付けが高い債券を中心に運用される投資信託となります。

ここでいうMMFはマネーマーケットファンドの略称です。

以下は野村証券が出している利回りです。

オープン型公社債投資信託利回り

引用:野村証券

国内MRFは0.00%…外貨MMFは1.5%のものがあるのでこちらの方がましでしょうか。

元本保証型の資産運用はやはり稼げない

元本保証型、に近い形の商品では利回りは2%程度しか見込めないことがわかりました。

例えばあなたが1000万円の資産を持っていても、2%の運用利回りでは以下のようにしか資産は育ちません。

利回り2%運用

30年後に17,758,447円の引き出しが可能になります。

775万円のリターンを30年で得ることになります。

年間25万円、月間2万円のリターンですね。

非常に少ないです。

投資の基本として、まずは元本を育てて、大きな資本を上記のような低い利回りでも、

大きなリターンを得られるように組み立てていくことが大切です。

元本保証型の投資に依存するべきではない

上記までで、最大2%の利回りが元本保証型の限界であることがわかりました。

例えば、私のブログではバングラデシュ不動産やヘッジファンドでの資産運用を紹介していますが、

例えばバングラデシュ不動産で大きなリターンを得た後に、ヘッジファンドで資産を運用する組み立ても考えても良いでしょう。

日本で元本保証型を好む人が多いのは、マネーリテラシーが低いことを意味しています。

米国などは、個人の金融教育を学校で実施しており、

若い頃から資産を築くことに積極的です。

しかし日本はそのような教育を(意図的に)回避してきた結果、

国民がその煽りを被るという形になってしまっています。

私自身、多くの人が知らない優良な資産運用方法を紹介できたらと思い、

今後もブログを更新していきたいと思います。

→ 1000万円を元本保証で資産運用すると結果的に貧しくなる?

→ 元本保証型投資は実はリスク?- 結果的に資産が目減りする現実を解説 –

→ 元本保証に理論的に近い株式投資で10%近い高利回りを実現する手法を紹介

→ 【2018年】1000万円を資産運用する際の考え方とおすすめの投資先5選を徹底解説

【2018〜2019年決定版・最新おすすめ投資先ランキング】
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