新興国株式投資

【新興国株投資】インドネシア株の今後の株価・銘柄とその配当利回りを分析

【新興国株投資】インドネシア株の今後の株価・銘柄とその配当利回りを分析

 

新興国の中でも経済成長が見込むことができるインドネシア、

投資で大きなリターンを得たいと考える人は、

同国の株式市場は気になるところですよね。

すでに他の記事でインドネシアの経済分析、国の政策、今後の見通しなど、

マクロな側面の分析はしてきました。

→ 『インドネシア株式市場』おすすめ海外新興国投資を経済・国家政策で解説

詳しくは上記記事を読んで欲しいですが、

内容を本当に端的にお伝えすると、

  • インドネシアのGDP成長率は安定しており、人口ピラミッドも理想的な形をしている。
  • しかし、インドネシアの教育水準はまだまだ低く、労働の質は担保されておらず、中所得国の罠を抜け出すことができるかどうかなど、懸念材料有り。
  • インドネシア株式市場はPER20倍を超え、60倍を超えることも有りすでに若干割高な水準であり、大きなリターンを狙い投資実行できる水準ではない。

となっています。

今回はより「ミクロ」な部分を解説したいと思います。

この記事では、

「インドネシアの経済状況は理解し、水準は割高だと感じているがそれでも株を購入したい」

「配当利回りの点をもう少し詳しく知りたい」

「具体的に購入するにはどのような手順となるのか?」

という方向けに記事を執筆していきたいと思います。

そもそもなぜ新興国株なのか?失敗しない株の買い方

インドネシアについて語る前に、なぜ新興国に投資する必要があるのか?

という点を確認しておきましょう。

国内投資ではなく海外投資が「国家に逆ってはならない」という観点から必要であることは他記事でも解説しています。

→ なぜ海外不動産投資なのか?そのメリットとおすすめの国は?

簡単に言えば、日本は外貨資産の割合が大きく、

今後増えていく国の借金に対して、円安、インフレを起こす対策を打っていく中で、

個人投資家の私たちも同様の対策を取ることが大切であり、

海外投資に傾倒することが大切であるという内容となっています。

しかし、なぜリスクも低く、

安定的なイメージのある先進国に投資せずに「新興国投資」なのか?という点もありますよね。

理由としては、

世界人口の8割以上が新興国に占められている実態に対して、

世界GDPの新興国の割合は4割、

世界の株式時価総額の割合に関しては新興国はまだ1割程度となっており明確に「ズレ」が生じているからです。

ビジネスを始める時も常に考えるのは、自社の強みなどもありますが、

本格的に儲けを狙う場合は市場と現実の「ズレ」を狙うことが大きなリターンを得るための大事な要素です。

新興国はまさにこの「ズレ」が生じているんですね。

しかし、闇雲に新興国の株式を購入するのは危険です。

新興国株の買い方として、まず市場が大きく伸びる要素が備わっていなければなりません。

世界経済は連動していますので、投資した新興国が先進国経済の低迷などの煽りを受け、

成長が停滞してしまうこともあるのです。

ポイントとしては、

これからその投資先の新興国の人口は伸びる見込みはあるか、

人口ピラミッドの形から将来の消費、生産力は確保されているか、

中所得国の罠」を抜け出せる教育水準は備わっているのか、

などです。

「中所得国の罠」とは、多くの途上国が経済発展により一人当たりGDPが中程度の水準(中所得)に達した後、発展パターンや戦略を転換できず、成長率が低下、あるいは長期にわたって低迷することを指す。

60年以降の実質経済成長率と一人当たりGDPの推移をみてみると、過去はアメリカがその他の国・地域を圧倒的に上回っていたが、日本は60年代、香港、シンガポールは70年代、韓国は80年代にそれぞれ1万ドルの水準を突破し、その後も安定した成長を続けている。

一方、中南米諸国はメキシコが80年代に1万ドルを突破するなど好調であったものの、その後は伸び悩んでいる。

引用:内閣府

これらの要素が揃った上で投資をするのであれば、株の買い方としては正解でしょう。

インドネシア株価の推移からみる今後の成長可能性

インドネシア株価の推移から、

今後のインドネシア株式市場の成長性を見ていきましょう。

以下はインドネシア株価・ジャカルタ総合指数の5年分です。

ジャカルタ総合指数

引用:https://bit.ly/2LT5hpJ

2018年の2月にはジャカルタ総合指数は6,693ポイントをつけ、

これは市場最高値となりました。

しかしながら、同時に大手企業の個別株、例えばテレコムニカシ(日本のNTTの位置付けの通信会社)が▲20%近く暴落、

アストラインターナショナル(日本でいうとトヨタ自動車)が▲10%近くの暴落となりました。

インドネシア経済自体は、毎年5%程度のGDP成長率を維持しており、

中所得国の罠(10,000ドル)まではまだ遠い一人当たりGDP4,000ドルですので成長余地は十分に残されています。

しかし、一番の問題は、魅力的な国でありながら、すでに株式が若干の割高であることです。

株式によっては、PERは20倍を超え、60倍を超えることもあります。

割高状態でありながら、今後経済減速が予測される中国に大きく依存しているインドネシアに投資するのかどうかは、個人の判断です。

私は間違いなくしません。

インドネシア株の具体的な購入方法・おすすめetf・投資信託(SBI、楽天などネット証券会社)

インドネシア株はすでに割高感がありますが、

それでも購入したいという方にはまず、同国の株式を取り扱っている証券会社への口座開設をする必要があります。

SBI証券と楽天証券に取り扱いがあり、手間も掛からず非常に楽です。

取引も日本語でできますからね。

注意点として、SBI証券では原則「日本円」決済となっていますが、

インドネシアルピア」決済も選ぶことができます。

インドネシア株を継続して売買したいと考えている人はルピア決済を選び、

為替取引のスプレッド、両替コストを下げることをおすすめします。

これに反して、楽天証券は日本円のみが決済通貨となっています。

2社でどちらかを選ぶとしたらSBIの方が柔軟性があり良いかと思います。

また、投資信託・海外ETFの購入を考えているのであれば楽天証券がしっかり特集していますね。

複数のインドネシア投資信託の目論見書(ページ内にpdf有り、リンクはインドネシア株ファンド)をしっかり読んで、投資を検討するのが良いかと思います。

目論見書の読み方はこちらを参考にしてみてくださいね。

→ 目論見書の読み方を解説・ファンド購入前に読み込む人が資産運用も上達

インドネシア株配当利回りの高い銘柄・主要銘柄ランキング

インドネシア株の配当利回りはどの銘柄が高いのでしょう?

Morning Starの情報を元に主要銘柄の配当利回りをランキング順にしてみました。

会社名業種時価総額出来高(株)PER配当利回り(%)
ヴァーレ・インドネシア金属・鉱物3,0856,296,500567.2
XLアシアタ情報サービス2,0689,407,60078.8
ブミ・リソーシズ石炭1,135328,616,1003.4
インド・セメント・トゥンガル・ブラカルサ建設素材3,8613,889,20030.86.8
マタハリ・デパートメント小売(アパレル・専門店)43,468,30013.45.5
アストラ・アグロ・レスタリ食品・日用雑貨1,656312,90013.74.6
メディア・ヌサンタラ・チトラ放送・メディア92020,936,1009.34.6
セメン・インドネシア建設素材3,2474,605,90025.24.3
ペルサハーン・ガス・ネガラ公益事業3,716112,236,20026.34.1
グダン・ガラムタバコ9,9431,049,50016.73.9
アダロ・エナジー石炭4,400124,197,7009.43.5
テレコムニカシ・インドネシア情報サービス26,79479,116,60017.63.1
バンク・ラヤット・インドネシア銀行26,676216,878,10011.73.0
バンク・ネガラ・インドネシア銀行10,10331,968,8009.43.0
タワー・ベルサマ・インフラストラクチャー通信設備1,703622,2009.43.0
スリア・チトラ・メディア放送・メディア2,31413,275,90021.72.8
ウィジャヤ・カルヤ建築土木・インフラ9138,492,70010.52.6
アストラ・インターナショナル自動車20,53144,077,40014.22.5
インドフード・サクセス・マクムール食品・日用雑貨4,4877,575,50014.42.5
ユナイテッド・トラクターズ農機・建機9,0575,302,200142.1
ユニリーバ・インドネシア食品・日用雑貨27,0282,182,30050.21.9
バンク・マンディリ銀行24,56441,434,00014.31.9
ジャサ・マルガ建築土木・インフラ2,3314,203,60013.61.9
カルベ・ファルマ製薬4,39428,005,30023.81.8
インドフード・CBP・サクセス・マクムール食品・日用雑貨7,9316,143,10026.31.7
チャルーン・ポーカパン・インドネシア食品・日用雑貨4,6376,841,400211.5
タンバン・バツバラ・ブキット・アサム石炭3,21532,722,7008.31.4
バンク・セントラル・アジア銀行40,68523,837,60022.21.0
パクウォン・ジャティ不動産1,96152,632,70013.60.8
リッポー・カラワチ不動産59518,913,90012.80.6

6.8%のインド・セメント・トゥンガル・ブラカルサが1位、

5.5%のマタハリ・デパートメントが2位と高い水準にありますね。

インドセメントのPERは30倍と割高ですが、

マタハリは13.4倍と割安感があるので、投資してみるのも良いかもしれません。

マクロにインドネシア経済を理解し、

このランキングに加えてさらに分析をして、投資判断をしていきましょう。

むすび

以上、「【新興国株投資】インドネシア株の今後の株価・銘柄とその配当利回りを分析」でした。

今回はそもそもなぜ新興国に投資するのかのおさらいと、インドネシアの株価、高配当利回り銘柄もランキング、

そして今後のインドネシアの経済動向と合わせて銘柄をみていきました。

個別株の条件がよくても、経済の動向次第では状況が変わるのが株式投資です。

その点を頭に入れて、投資は実行していきましょう。

冒頭でも述べましたが、

インドネシアの株式市場については以下の記事で詳しく解説しています。

→ 『インドネシア株式市場』おすすめ海外新興国投資を経済・国家政策で解説

その他にも、新興国の株式投資・新興国投資信託・ETFなど様々な投資手法を紹介しているブログなども多々ありますので、参考にしてみると良いかと思います。

投資は情報収集→勉強が大事ですからね。

2018年時点の本当におすすめの投資先は私自身も独自に作成していますので、

参考にしてみてくださいね。

→ 【2018年決定版】おすすめ投資先・総合ランキング

ちなみにインドネシア株式から少し遠くはあるのですが、

私が今最も注目しているのは、

いよいよ本格的に経済成長フェーズに入ったバングラデシュの不動産(土地)投資です。

こちらは2018年中に投資しないと間に合いませんので、

興味のある方はまずは情報収集してくださいね。

→ バングラデシュの不動産(土地)投資で資産を大きく育てる -最大8倍リターンを実現-

【2018年決定版・最新おすすめ投資先ランキング】
投資先ランキング

資金を運用するにあたり、投資先の選定で内容や市場をしっかり分析、情報収集を始めると本当に骨が折れます。

そんな手間を省くために、長年投資を実行してきた管理人が、

  • 投資リターン(収益性・利回り)
  • お手軽さ
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などの指標を用いておすすめの投資先を徹底紹介しています。

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