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中国のGDPは嘘??怪しい経済統計の捏造疑惑を3つの観点から暴く

中国経済が既に死に体であることは崩壊間近?中国経済の実態・2018年以降の成長可能性を分析・解説でお伝えしました。

現在のGDPを正しいとした上でも既に飽和状態に達しているということをお伝えしましたが、そもそもGDPは正しいのか??

という疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

実際元財務相官僚の高橋氏によって、「中国GDPの大嘘」という本が出版され、実体の中国経済は現在の3分の1程度で結局GDPは日本が2位であるという旨の本が出版されています。

私も非常に怪しい、いやほぼ確実に現在のGDPは水増しされていると考えております。

寧ろ嘘で塗り固められた国である中国の統計を信じろという方が無理があります。

今回は中国のGDPが嘘であると考える根拠について書いていこうと思います。

嘘の根拠①:共産主義という独裁体制

まず中国は皆さんご存知の通り、中国は共産党による一党独裁の国です。

共産党一党独裁制度が捏造を助長する

一党独裁の脆いところは、経済がぼろぼろとなれば各地で共産党に対する反抗が起こり革命が起こる可能性があることです。

習近平を始めとした政府首脳部としては共産党政権の転覆だけは死守しなければいけません。

転覆を避ける為であれば、GDPの誇大広告は厭わないでしょう。

更に共産党の内部にも構造的な問題点を抱えています。

共産党の中で出世をする為には、地方政権で結果を残さなければいけません。

当然数値として出てくるGDP成長率は出世の為には欠かせない条件になってきます。中央政府が集計する前の段階で既にデータがねつ造されやすいシステムとなっているのです。

以下日経新聞の記事を引用いたします。

地方官僚にとって、省経済の成長は自身の出世に直結する。こうした構造問題がでっち上げが常態化した背景にあるようだ。

(引用:日経新聞)

コラム:共産党の先輩ソ連もGDP統計を大幅に捏造していた

ソ連

中国がモデルとしている国家は1990年に崩壊したソビエト連邦(以下ソ連)です。

実際に1949年の中華人民共和国の建国時にもソ連から1万人規模の顧問が北京を訪れ経済政策から経済統計まで指導が行われました。

つまりソ連式のGDP統計が行われているのです。

我々の世代にとっては意外かもしれませんが、実はソ連は1990年のソ連崩壊まで日本を抑えてGDPは世界第二位と喧伝していました。

実際米国のノーベル経済学賞を取得したサミュエルソンですら騙されるほど巧妙に作られたものでした。

しかし崩壊した後に分かったことは、実際のGDPは公表されていた数値の半分以下だったのです。

ロシアでも国民を騙し続けることにより体制をなんとか維持していたわけですね。

しかし実態は深刻な状態だったわけです。

GDPを始めた経済統計というのは国家運営を行う上でのコンパスです。コンパスが間違っていたら正しい航海など行えるはずもなく結果的に遭難(崩壊)してしまうのです。

嘘の根拠②:実際に露呈した地方の水増し

先程中国の共産党の体制上、出世をする為には地方政権で結果を出さなければいけないと申し上げました。

結果として遼寧省で過去三年間のGDPで水増しが行われていたことが露呈しました。

以下ロイターニュースを引用します。

中国国家統計局が20日発表した第4・四半期国内総生産(GDP)の伸びは、直近数四半期と不気味なほど一致。2016年通年の成長率は政府目標レンジのちょうど真ん中に収まった。

数日前には、遼寧省で経済統計の水増しが発覚。

中国では統計データの水増しがまん延しているため、中央政府当局者にでさえ、GDP統計を有益な情報というよりも政策シグナルとみなす姿が見受けられる。

<<中略>>

結局のところ、中国の政策当局者はいまだに旧ソ連型の成長目標に固執している。

(引用:ロイターニュース)

露呈したのが遼寧省というだけで、氷山の一角してしかないと思います。

ほぼ全ての省で多かれ少なかれ統計の水増しをおこなっているのではないでしょうか。

全員が嘘をつきうる環境下で自分だけが本当のことを言うインセンティブがない状況ではゲーム理論的にも嘘をつきますからね。

嘘の根拠③:国家首脳部によるGDPへの疑問発言

李克強

現在の共産党序列第2位の李克強氏が先ほど水増しが発覚した遼寧省のトップだった時に米国大使に対してオフレコという条件で以下の話をしています。(結果的にwiki leaksで流出しましたが)

「中国の経済統計、指標などまったく信用できない」

こう公言したのは、のちに首相の座に就く李克強である。

オフレコではあったが、この発言が飛び出したのは2007年9月、大連で開催された「第一回ダボス会議」でのこと。当時、李克強は遼寧省の共産党委員会書記、すなわちトップで、温家宝首相とともにダボス会議のホスト役を務めていた。

冒頭の衝撃的な発言が飛び出したのは、アメリカ経済界代表団との会食の席だった。オフレコという前提で、

「中国の経済統計、指標は、まったく信用できない。遼寧省のGDP成長率も信用できない。私が信用してチェックしているのは、わずか三つの統計数値だけ。

その三つとは電力消費量、鉄道貨物輸送量、銀行融資額。

この三つの統計を見て、遼寧省の経済成長の本当のスピードを測ることが可能になる。他の中国の経済統計、とりわけGDPなどは、ただの『参考用数値』に過ぎない」

(引用:講談社『中国GDPの大嘘』)

統計を司る国務院のトップである現首相がこのように発言していることからも、いかに信頼感がない指標であるかが分かります。

総括

毎年計画通りの数値を確実に出す中国のGDPは実績から統計を作るのではなく、目標値から統計をつくるという手法であることは疑いの余地がない。

習近平主席が2012年の就任時に中国の夢と題して2010年比で2020年にGDPを2倍にすると掲げた限りは是が非でも例え虚構であっても達成しなければいけないのです。

結果的にソ連が辿ったように実態と異なる経済統計をもとに国家運営を行った結果、経済崩壊を招く可能性が高く、どこで膿を吐き出すのかが重要になってくる。

実際のGDPに対しては20%程度水増ししているとみる学者から、『中国GDPの大嘘』の高橋氏のように実態は3分の1とみる人までいる。

仮にソ連と同じく半分程度であったとすると、民間企業の債務はGDP比400%と日本のバブル時の2倍の水準になりファイナルクラッシュは免れない。

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