100万円~1000万円資産運用

500万円の貯金を増やすには?投資先と資産運用ポートフォリオ設定方法

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「500万円」という資産は、日本の全世帯の3.3%程度に当たります。

普段の生活で消費を控え、堅実に貯金してきた人であれば30代になる頃には独身であればほぼ確実に保有している水準の貯金ではないかと思います。

結婚しているのであれば、30代中盤まで時間が掛かる金額でもあると思います。

以下は、厚労省が出している貯蓄額階級で、400〜500万円の貯蓄が全世帯の3.3%と言っている根拠になります。

世帯貯蓄引用:厚労省

結婚後に500万円の貯金を形成したのであれば、資産運用を考えるのではないでしょうか?

そこで今回の記事は、

「500万円の貯金があるが、どのように資産運用すれば良いかわからない」

「効率よくリターンを求める方法はないだろうか?」

という方に向けて書いていこうと思います。

簡単に概要と結論をまとめると、元本保証で資産運用するとすれば定期預金、保険積立が代表例としてありますが、ローリスクローリターンであり、ほぼ利率が異常に低い都市銀行に貯金しているのと変わらない。

投資信託もアクティブ型は過去10年で運用益はマイナス基調、インデックス型もリターンが低く、2018年時点でバランスよく高い角度でリターンが見込めるのは以下のポートフォリオ。

  • 新興国不動産:20%
  • 海外ヘッジファンド:15%
  • 国内ヘッジファンド:20%
  • セゾン投信(独立系ファンド):15%
  • 米国債:10%
  • 個人投資(株式):10%
  • 現金:10%

では本題に入っていきます。

500万円を増やすには?元本保証を考えるのであれば定期預金、生命保険での資産運用が選択肢?

元本保証

500万円という金額に関係なく、資産運用を考える際は「元本の保証」が欲しいものですよね。

元本が保証されるというのは、それだけリターンが低いことを示しています。ハイリスクハイリターンという言葉がある通り、この場合はローリスクローリターンとなります。

元本保証でハイリターンと言われれば、それはまず詐欺を疑った方が良いでしょう。

例えばICO(仮想通貨関連)の投資はこのようなものが多く、富裕層のマンション下にあるカフェラウンジではこのような話に枚挙に遑がありません。

そもそもおかしな話であることを、念頭に置いておきましょう。

具体的に、ローリスクローリターンの投資先として思いつくのは、

  • 定期預金
  • 保険積立

の2つが代表的ですね。

定期預金に関しては、メガバンクに預けても金利が0.01%/年、ネット銀行に預けても5年もので0.2%であり、非常に低く、複利効果も見込めません。

資産運用をせずに、銀行に預金をしているだけなのであれば定期預金を選択するのはまだマシかもしれませんが、あなたが本格的に資産運用を考えているのであればお勧めできるものではありません。

また、保険積立に関しては、保険営業マンの方に、生命保険の加入の相談をすると必ず提案されるものですよね。

しかし、年利回りがよくて1〜3%であり、低い利率となっているのであまりリターンは見込むことができません。長い拘束期間や返戻金も高く、おすすめはできないです。

例えば、500万円ではなく、すでに1億円を超える資産があるのであれば1〜3%で安全に運用を検討することは悪くありませんが、まだまだ元本のレバレッジが効かない状況では、積極的に採用すべきものではないと考えます。

以下は例えば100万円を生命保険会社で複利運用した場合ですが、30年間で135万円しか増えていませんね。これは、年間4万円ほどの運用益となりますので、500万円を投じた割には非常に少ない金額であることがわかります。

生命保険利回りシミュレーション

ちなみに生命保険会社には積立の資産運用方法もありますが、こちらはさらに低いリターンとなります。

500万円で投資信託を購入した場合は?

投資信託

ある程度資産運用の検討が進むと、投資信託の購入を考えるかと思います。

最近ではロボアドバイザーがあなたの購入すべき投資信託を教えてくれる、というものが話題になっていますが、なかなか浸透していかない現状があります。

そもそもロボアドバイザーは人件費が抑えられるので手数料が安い、とありますが、それでもまだまだ安くなっていないのが現状です。

実際に投資信託は、

「アクティブ型」

「インデックス型」

があり、アクティブ型に関しては金融庁も発表している通り、純資産額上位5商品は過去10年の平均がマイナスに陥っています。手数料も米国と比べれば高いですね。

投資信託手数料比較

インデックス型に関しては、3.5%程度の利回りになっておりますが、これでは生命保険会社に運用を任せるよりは幾分マシですが、インデックス連動をベンチマークとする商品なのでリスクは大きくありませんが、その分リターンは下がります。

500万円を国債で運用する場合は?

国債

国債の場合はどうでしょうか。

日本国債であれば個人向け国債で、

  • 金利を0.05%の年率で最低保証する
  • 1年経過後であればいつでも換金が可能
  • 元本割れしないことを保証
  • 最低出資額1万円から可能

という条件の商品があります。元本保証で最低額1万円ですが、やはりリターンは低いですよね。

海外債券に目を向けると、直近では3ヶ月ものから30年まで2%〜3%で推移しています。

FED(Federal Reserve System)の利上げが進み、米国債券の利回りも高い水準となっています。2%で1年預けるとして、100万円で2万円、500万円で10万円、1000万円で20万円、1億円で200万円ですね。複利を考えるとどんどん増えます。

日本国債と比べると、高く感じますよね。詳細は以下の記事でもまとめています。

500万円を運用する際の理想的なポートフォリオは?

500万円はまだまだポートフォリオというには少額な部類ではありますが、資産を育てていく上では投資分散の考えは必須です。

私の場合、ポートフォリオの考え方として、

  • 新興国不動産:20%
  • 海外ヘッジファンド:15%
  • 国内ヘッジファンド:20%
  • セゾン投信(独立系ファンド):15%
  • 米国債:10%
  • 個人投資(株式):10%
  • 現金:10%

といった比率を維持するようにしています。

新興国不動産であれば今後上昇の角度が非常に高いバングラデシュ不動産、また上記で解説した米国債なども含みます。

分散投資には様々な形がありますが、参考にしてみてください。

また、以下には「500万円の具体的な資産運用方法」についても解説しております。

それでは。